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君に送る詩  作者: コウ
23/69

其の二十三(絵)

どうも、芸術家が見る景色を一緒に見ることができるのは絵の中なのでしょうか、芸術家から見たこの世界は美術館なのでしょうか。戯言です。

僕はここにいて

閉じ込めた時間は色つきの写真

流れる時間はモノクロ風景


雨が落ちる音が響いて

雨が景色を染めるんだ。


思い出に色をつけよう

君の声で

僕のキャンバスに


失敗しても塗り直せばいい

何度でも涙を流せば元通り


色がないなら華を飾ろう

君という華を


蕾でも愛らしく

華なら美しく

散ってゆくのが愛おしい


ゴミだと言って誰かが捨てたものを集めよう

僕が認めるよ

価値がなくても意味があると

僕だけの宝物だ

誰も手に入れることができない風景だ


明日がくるのが嫌だという

それなら僕が一緒にいるよ

共に夜を乗り越えてやろう

恐怖を昨日に預けて

代わりに今日を貰おう


今日というキャンバスに

色をつけよう

明日になっても褪せない色で

ありがとうございます。

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