安売り連作障害
どこもかしこも安売りしすぎてるから問題しか出ないんですよね、という根が深いアレ。
ついでに客側が安く買い叩こうとするから余計安売りが加速してる感じがある。
ざっくりと流れというかなんというか、をまとめるとすると……、
1.客が安くしようと複数の業者の見積もりを依頼(この時点では特に問題なし)
- この段階で見積もりに料金が発生する場所が弾かれてるのが問題
見積もりするのも人で、それが職務である以上賃金が発生してるのにタダにするという暴挙に走る業者が多数
実際の問題はコストの圧迫で大雑把な見積もりだとか見落とし部分の洗い出しができないこと
2.受注先、仕事を受けるために価格競争(問題しかない)
- 料金を削るということは工期か工数が削られる
具体的には、複数の案件を回す薄利多売形式にせざるを得ない
そのためには短期間での開発を実現するか単価が安い労働力を利用する必要が発生する
実際に開発期間の短縮が可能なスキルを持っている人もいるが、そういう人ほど単価が高かったりする
そこで浮上する問題が、大雑把な見積もり≒開発が長期化するリスク
結果的に、単価が安い人員で穴埋めしようとする業者が増える
3.2次請け・3次請けという中間業者の量産(問題でしかない)
- 低賃金低リスクな労働力の確保のために必要に応じて外部からの人材募集がかかる
根本原因として、数ある言語の一つに特化した人員というものを自社で育成・確保できるような理念を持った会社が稀という部分がある
そもそも育成のノウハウがない会社の方が多く、育成できない・目的の人員がいないなら外部から集めるという方式が問題とも言える
酷い案件だと5次請けとかいう意味わからない状態になったりすることも……
さらに言えば、中間業者が発生するということは中間マージンが発生するということで、概ね一社ごとに2割から5割がどこかに消えて実作業者を出す企業に入る賃金がちょっと大丈夫か心配なレベルになる場合も多々見られる
4.低価格を実現するためにとにかく人を雇い入れて使い潰す企業が現れる(大問題)
- 言わずもがなブラック
さらに言えば低賃金でも入ろうとする人材というのは低学歴だったり職歴にブランクがある人材だったり業界経験がなかったりする場合が多いという副次的な問題が
結果的に値段を下げようとする≒クオリティが歯止めなく下がっていくという業界全体の業態の問題に発展
他にも問題点だとか安売り以外の要因だとかもありますが、プログラマ業界というのは概ねこんな感じですね。
最終的に仕事を受けるところは本当に最低賃金ギリギリで働かされてるところ……というか、多分最低賃金割ってるような劣悪な環境の企業もあります。
手取り交通費除いて14万とかで4年間無茶な使い方をされ続けた人の話とかも聞いたことがあるくらい。
単価が50万超えてるのに、ですよ。
作業者に使われる金額が50%切ってる計算になるのかな、という感じですが、残りの50%どこに行ったよと思わなくもない。
私もどこぞの企業から名前を借りてるだけという状態ですが、それでもマージンに20%は取られてますからね。
まあ、20%で済むならかなり良心的ですよねとか納得してる自分がいる不具合。
まあなんにしても、間に噛みたいなら金銭の分の責任は負えよ、とか思うところ。
給料のベースが低すぎるから無駄に残業して残業代貰わないと生活すらできないようなプログラマなんてものが生まれるんでしょうよ、とか。




