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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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進むか戻るか

 あたしが難しい宿題をしていたときの話です。


 もう少しで解けそうな感じなのですが、もう一歩足りず諦めて明日授業中に先生に当てられないのを祈ろうかそれとももう少し頑張って起きていようか考えていたところでした。


「どうした、妹よ」


 そんなあたしを見てお兄ちゃんがそう尋ねてきました。


「えっとね、あーにぃ……」


 そう言ってあたしが事情を説明すると、お兄ちゃんは直ぐに口を開きます。


「それなら、やり終えた方がいいんじゃないか?」


 迷うことなくそういったお兄ちゃんにあたしは尋ねます。


「やっぱりここまでやったから最後までやった方がいいってこと?」


 そう言うとお兄ちゃんは少し難しそうな顔をします。


「と、いうよりもそれが宿題だからな」


 それを聞いてあたしは首をかしげました。


 それを見てかお兄ちゃんが言います。


「それ終わらせないとたぶん気になってちゃんと寝られないだろ? それにやる意味はあるだろうからな」


 それでやった方がいい理由はわかりましたが、でもまだひとつ気になります。


「じゃあ、どういう時なら諦めた方がいいの?」


「やる意味がないときだな」


 それがどんなときか尋ねてみましたが答えは返ってきませんでした。

それを見極めるのが大切

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