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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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80/1000

意味

 学校の宿題をしながら、ふとこの勉強が将来なんの役に立つのだろうと考えるように、本当に時々なのですがなんのために生きているんだろうと思うことがあります。


 そんなときは決まって何もやることが無い時なのですが、今日はたまたま、お兄ちゃんが近くにいたので尋ねてみました。


「ねえ、あーにぃ」


「どうした、妹よ」


お兄ちゃんがいつものようのそう言ってこちらを向いたので、あたしは少し気だるい感じで言います。


「あたしの生きている意味ってなにかな?」


 お兄ちゃんはあたしの話を驚くこともなく頷きながら聞くと、ゆっくり口を開きます。


「例えば何千年後何万年後に地球がなくなり、人が絶滅したとしてだ、俺たちの存在に意味があると思うか?」


 なにか壮大な話になっていますが、そう言われると特に意味もないように感じるのであたしは首を降って返します。


 そのあたしの反応を見たお兄ちゃんがさらに続けました。


「じゃあ、70年後妹が亡くなったとして、それから先誰かに讃えられて嬉しいと思うか?」


 今度は少し現実的な話になりましたが、そんな事を考えたこと何てありません。


 でも、出来れば生きているうちの方がいいな、と思うので少し悩んで首を振ります。


「つまりそういうことだ」


 お兄ちゃんがそう言った後、あたしがどう言うことかわからず首をかしげると、お兄ちゃんは「まあ」と続けました。


「妹がいてくれて助かってるよ」


 結局お兄ちゃんの言いたいことはわかりませんでしたが、でもあたしがいる意味は少しだけわかった気がしました。


受け身で生きてちゃなんとやら

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