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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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誤用

 今更かもしれませんがうちにもインターネットに繋がっているパソコンがあります。あたしは学校の宿題などで調べ物をする他、たまに友達に面白いよと言われた動画を見たりする程度ですが、お兄ちゃんは週に一度くらいネットサーフィンを行っているみたいです。


 そんなわけで今日もお兄ちゃんはパソコンの前に座っているのですが、不意に「なあ、ねぇね」とお兄ちゃんがねぇねを呼びました。


 ねぇねはとても嫌そうな顔をすると、


「アンタにねぇねって呼ばれてもうれしくないわよ、あーにぃ」


 と返します。確かにお兄ちゃんがねぇねの事をねぇねと呼ぶのには違和感はあります。


「じゃあ、あーにぃとかお兄ちゃんと呼ぶのをやめろ」


 やや面倒くさそうにお兄ちゃんはそういうと、「まあいいか」と言ってねぇねを手招きします。


 ねぇねは不思議そうな顔をしてお兄ちゃんの所に行きパソコンを覗き込みました。


「こいつは自分を罵って何がしたいんだと思う?」


 お兄ちゃんがねぇねに尋ねると、ねぇねはあきれたように口を開きます。


「誰も罵る相手がいないから自分を罵っているドエスか、誰も罵ってくれないから自分を罵っているドエム。もしくはその両方ってところじゃないかしら」


 あたしが、そっと後ろから覗き込むと画面には『ggrksしてくる』と書いてありました。

スラングを中途半端にしか知らずに使うと痛い目にあいます

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