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第14話 会議はどんより
月一の会議は湿っぽいく空気が漂っていた。
3年かけて導いた処方を実験したら、より高い壁が出現した。簡単に言うとそういうことだ。
毒性の強い物質は、亜鉛、目的とするレアメタル、酸素で、複雑な結晶構造をしているらしい。まだ完全に解析できていない。
亜鉛だけでも分離できればいいが、レアメタルはとても融点が高い。2千度弱。それに比べて亜鉛は融点がすごく低い。それが何というかくっついているのだ。絡み合っているのだ。
どんよりしているわりに、AIコンピュータの処理時間は跳ね上がっている。だれがアプリを動かしている?
さやかのアプリだ。そんなのあったか?
ほかの研究員のアプリはほとんど待機状態だというのに。
先月は東京で、毒性のある化合物を何とかするMOFを研究していていきづまり、アホウドリへ出かけてX線照射実験に立ち会った。というところは把握しているが、恭介君、何が起こっている
と副リーダが聞いてきた。
エロい姿でプログラムを作っては走らせてるとは言えず、取りつかれたようにプログラミングをしている事実をつたえた。




