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第8話

翌日、騎士団のベースキャンプはかなり騒がしそうにしていたけど気にせず森に入る。

夜最後にメタルゴーレムに入ったラビはそのまま中に入って俺の手助けをすると言い出した、纏う以外の精霊の支援とか正直助かる。

正直PTを組むとか苦痛でしかないし、精霊は契約で動くからきちんということ聞いてくれるしミーデ先生みたいに俺を心配して色々苦言を呈してくれるのはありがたい。

リアのウッドゴーレムなんだが、一晩でなんか凄いことになっていた、腕のアタッチメントパーツとか本当になんでこうなったとしか思えない。

大木槌型アタッチメント・鞭型アタッチメント・ボウガン型アタッチメントと戦闘用の物がきちんと揃っていた。


今日はオークの住処を探して、出来るなら殲滅しようと思う。ゴブリンやコボルトといった昨日やりあった魔獣とかは気にせずぶった切って進む。

昨日最後に戦闘をしたあたりにやってきた頃には昼近い時間になっていた、お腹もすいてきたのでその場で簡単に昼飯でもと昨日の夜焼いた兎肉の残りをパンに挟んで食べる。

お茶なんて贅沢は言わないけどと思ったらゴーレムに乗ったディーネが水を用意してくれた。

割とみんなゴーレムに乗るの抵抗ないのね、楽しんでもらえているならいいか。


リアだけ専用機が用意された為ちょっと先行してもらってオークの住処や森の状況を確認してもらっている。その間に周辺の魔獣の間引いておく。

そこかしこにゴブリンさんたちがあふれている、それを追ってコボルトさんが走ってくる、何かに追いかけられる様にシザーオウルが飛んでくる。魔物の入れ食い状態ですね。ざっと見て50以上


「ディーネ頼む!、ラビ・シルそのままゴーレムで打ち漏らしたの頼む」


リールは肩鎧の中でお昼寝中とゼロは胸部鎧で防御魔法を使ってくれている。他のみんなはおとなしく上から観戦中、抜き放ったサーベルに水の刃を纏わせていく。俺の術式関係なくディーネが左手で魔法を組み上げる


「んじゃ、暴れますか!ウォーターカッター!!」

『まかせて!ハイドロセイバー!!』


ディーネの手から放たれた魔法は剣の形をとり次々とシザーオウルの翼を薙いでいく、俺は近づいてくるコボルトの首をはね、ゴブリンの体を両断する、高圧水流の刃は軽く、切れ味も凄まじい。

複数で突っ込んできたゴブリンの攻撃を捌き切れず何度か殴られたがゼロの防御魔法でダメージ一切なし、こんなのチートだよね、マジで。

数匹打ち漏らしたがラビとシルが駆るゴーレムがくりだす魔法が殲滅していく


『司、コノ後ハ僕ガ』


ゼロを初めて纏う、見たことのない魔術式や魔法陣が頭の中に流れ込んでくる、他の精霊達と違い圧倒的な情報量で、初回の処理というかこういうのは先に言っておいて欲しかった。


「重力魔法ってマイクロブラックホールでも作る気」

『ヤロウト思エバデキルヨ。デモ、ソレヨリコッチノ魔法ノ方ガ使イ勝手ハイインダ』


と胸の前に薄く歪んだレンズの様なものが数枚出来上がる、


「『グラビティーソーサー!』」


数枚と思った重力の円盤は全部で15枚、周辺に残った魔物の頭上に飛んでいくとその動きを封じて行く。右腕にマギアナを集中して、地面に向けそれを叩きつける


「『プレッシャーハンマー!!!!!!!』」


ソーサーがそのまま重力の槌となり魔物を圧殺する。血が散ることなく地面に埋まり潰れていく、討伐判定の部位を取ることは難しそうだ、誰が煎餅みたいにペシャンコになったコボルトの牙を見てそれが本当に牙だと思うだろうか


「さすがに威力がありすぎるな」


きっとこれ使ったらオークとか瞬殺なのは間違いないけど、マギアナの消費量が半端じゃない、2/3も持って行かれている。周辺のコボルトはもういないようなので、昨日みたく埋める必要もないので死体の山から少し離れて食事を取りつつ休憩することにした。


お読み頂き有難うございます。

不定期更新、誤字脱字ご容赦下さい。

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