第53話
外崎の呪術式を解除してから7日。
意識失って俺も丸1日寝てた。
でもね何故に儀式の間にベッドを持ち込んで俺と外崎を並べたのさ、何故だ!と思って近くにいたメイドさんに聞いたらうちの精霊さん達がベッドを運んだと・・・・。なんだろうこの裏切られたのかなんなのかって微妙な気分
それはさておいて、外崎さんまだ目覚めません。そしてこの部屋にいる筈のクロノス君と会話ができません、あえての演技なのかわかりませんが。
城の中にレティ達の仕掛けたと思われる魔術陣などは発見されなかったというか、それらしい物は破壊されていた。こちらから辿られるのを嫌ったんだろう。うちの精霊さん達が頑張ってくれましたとさ。
外崎が起きないのは何か理由があるんじゃないかと思ったのだが、まず思い当る理由はクロノスが時間を止めたまま。
二つ目、最適化が終わっても精神が定着していない、つまりハードとソフトのマッチングがうまく云ってない。
後は・・・・わからん。精霊さん達、この部屋に全員集合してますが
「なぁ、クロノスさんや外崎の時間ってどうなってるんだい」
『あっ・・・・・・・・呪いが解けたから、そっちの方も解除したのかと思って』
「おいおい、早いとこ解除してくれや」
『いや、あの魔人達の痕跡を探してたらさ・・・・。あの、あぁ~悠ゴメン』
クロノスは外崎の体に触れた
「ちょっとクロノスさん3日前に動けるようにしてって言ったよね!!私ずっと意識あるの知ってたよね!!!!!!!」
「・・・・・・・外崎、久しぶり」
「あっ・・・・・・・・・・中野君、久しぶり?」
「なんか元気そうで、良かった。・・・・・・・・ずっと意識あったの?」
「うん」
あぁなんというか、気まずいというかなんて言ったらいいんだこの空気!
「無事でよかったよ。世界を渡った時の最適化はいいんだけど、もう一つの方がどんな影響があるか分からないからさ、起きたばっかりだけどどこか調子の悪い処とかある?」
「大丈夫かな、体はなんともないけど。ちゃんと寝たいかな、お腹も空いた」
「じゃあまず飯にしますか」
部屋の外に待機してくれていたメイドさんに軽食を2人分用意して貰って、俺の寝泊まりできる部屋があるかの確認をして貰った。
一応、出来る範囲で術式の確認をしてみたりしたけど、問題はなかった。
用意して貰った食事を取りながら、俺がこっちに来てからの事を話しながら久しぶりに誰かと取る食事となった。
儀式の間から、俺の使っていたベッドを運び出して(ゴーレムに乗ったミルクがやってくれた)外崎も客室へ移って今後の事は明日以降に考えようってことになった。
さっさとナナレシオンに戻って報告はしたいな。
お読み頂き有難うございます。
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