第30話
このままあの二人が帰ってくるのを待たずにこの村を出るのは正直モヤモヤする、自分の計画の結果が見られないのはどうにも性に合わない。
ここに来る直前にリリースしたソフトの評価とかどうにか確認できないかな。
村の男衆は畑仕事や家畜の世話を始めたので村の中を見て回ることにしたが俺には特に何もやる事がない。
特産品は無く樵が何人かいて周囲の森林から木材の切りだしそれを加工したり木材として売りに出して金を稼いでいるそうだ。
村人分の食料は自給自足である程度賄えているが冬場に向けお金はいる。
やはり思ってしまう風呂がないのはダメだよ。
というわけで、女性の中で初級魔術を使える人を探しつつ魔術で村の中に共同浴場を設置する。まぁ俺が風呂に入りたいだけなんだけどね。
ちょっと大きく作り過ぎたか?一応男女別に浴槽を用意してみた。
魔術を使える女性数人に魔術陣の使用法を教え湯に浸かれる頃には畑仕事を終えた男衆が集まって来た。
怪我の酷かった面々はそのまま各々の家で治療をしていたが、軽傷だったり体力の落ちていただけの人々は食事と睡眠、ポーションでほぼ回復していた。
これからの事は村人たちで話し合ってもらうしかないから、本当に何にもやる事ないので村の周辺で体を動かしてくるとしよう。
周辺の魔物を狩りつつ、4日の滞在になってしまった。その間に村長が決まり妊婦たちの中には出産を終えた人もいた。
元冒険者の2人と一緒に来たのはテリオさん率いる商隊がやってきた。
討伐報酬等は結構な額になったようでテリオさんがこの村に荷を運んできたらしい。
この後の村で同じような状況が起こりうるというか絶対こうなるよね。今のうちに打てる手は打とうということで、テリオさんにはマイリさんへの伝言と数日中に次の村の解放をするのでその時に物資支援が必要になる事を伝えて貰う、それだけ伝えて村を出た。
次の村まで、予定では丸一日歩き通しで着く予定だけどさすがに無理。途中街道沿いで野宿だ。
そのまま特に魔物との遭遇もなく街道を進んで完全に日が落ちたところで街道から外れて近くにある林の中でツリーハウスの作り方をリアに教わり、土魔術で入口まで階段を作って一晩を過ごす。パンと干し肉で簡単に済ませて汗も流さず寝る事にした。
翌日昼過ぎには村の入口が見える処に着いたんだが魔物の警戒が半端ない。武装したコボルトやオークが村の入口を固めてるし時折巡回をしている偉そうなオークサージェントがいる2時間位入り口付近で観察して周辺散策を始めた、途中村近くの川に水を汲みに来たであろう村人と監視のコボルトが2匹、1匹は弓持ちなんで通称コボルトハンターだ。
この場で村人を助けてもいいんだけど、水が村に届かないのもマズイ。仕方無く今は見て見ぬふりをするが必ず後で助けるから許してくれと言い訳しておく。
で、どうするか?多分あのオークサージェントがここのボスだろう。いつも通り箱詰めしてド○えもんになってもらうのが一番面倒がない、入り口付近に巡回しに来たときにでも梱包しようか。この辺でコボルトとか他の魔物を見ないからきっとあいつにヤラれているのだろう。
この世界に来てから胸糞悪いことばっかりだ、ライトノベルとかだと美少女ハーレムとか作って楽しくワイワイやっているんだろうけど、現実なんてこんなもんだと思い知らされた気がする。朝までに何体仕留められるかな?なんて考えて過ごす高校生いねぇよ。
総合ランク1
STR 499(S)
VIT 490(S)
DEF 491(S)
SPE 500(S)
INT 500(S)
MAG 500(S)
MDF 500(S)
技能ランク
身体強化:6 剣技:4 抜刀術:2 体捌き:6 格闘術:3
魔術:9 魔法:3 精霊魔法:6 魔力操作:5(up) 詠唱短縮:2
錬金術:1 魔力強化:1 ゴーレム生成:3
解析:7 言語理解:10 気配遮断:10 穏形:10
スルー:8 気配察知:2 遠見:2
特殊ランク
エレメンタルウェア:3
精霊使役:3
術式融合:1
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