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第10話 ふりかけ
俺が魔王のダンジョンに戻ると、なんとか魔王とその配下をダンジョンの入口で食い止めることに成功していたようだ。
サクレ達もすでに援軍に来てくれていた。
「つるはし君、少女を助ける方法は見つかったのかい?」
「これを、魔王にふりかけてくれ!」
「え?」
「この袋に、聖剣だった粉が入ってるから、それをふりかけてくれ!」
サクレがちょっと引いている。聖剣を勝手に粉にしたのは賢者なのだが、なぜか俺が恥ずかしい。
「まぁいいさ、君のやることだからね。不思議と今回もうまくいくんじゃないかって気がしてるよ。」
いや、やったのは賢者だ!
俺がなんとか説明しようとしていると、サクレはさっさと俺から袋を奪って魔王に接近してした。
そして、魔王にふりかけた!




