第10話 工事開始
コアと相談した結果、ゴブリンとつるはしを10セット召喚することにした。
本当はポイント計算などはダンジョンマスターがするものらしいのだが、「穴を掘って長生きしたい」とだけ伝えると、あとはコアがやってくれた。
今はゴブリンに、ダンジョンの迷宮化工事をさせている。
召喚主はコアなのだが、ちゃんと俺の言うことも聞いてくれるみたいで、そこは安心した。
彼らはナイスな連携で穴を掘り進めてくれており、どんどんと通路ができてきている。
俺も手伝おうとしたのだが、かえって作業効率がさがることに気づいて、すぐにふて寝した。
はいはい、俺がマスターなんだから、別に手伝わなくたっていいんだよ。
◇
ーー俺がふて寝から目覚めたとき、半日たっていた。
目の前には、10メートルくらいの天井の低い通路ができている
よく出来たと思うのだが、これでは迷宮化に年単位で時間がかかってしまうな。
一方、次の冒険者の襲撃は明日でもおかしくない。
俺のダンジョンは発生から3日で襲撃されているのだ。
うん。これじゃ、無理だわ。。
コアと話した感じ、落とし穴やゴブリンはベテラン冒険者には、全く通用しないわけだし、、。
メンタルの弱い俺だ。
ここでも、すぐにあきらめる、、はずだった。
ただ、せっかく掘ってもらった10メートルの通路をながめていると、簡単にあきらめられないような気がしていた。
......待てよ。
落とし穴の罠に、掘れるダンジョンだと??
俺は名案が思いついたようだ!!




