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つるはしダンジョン  作者: タッチ
第1章 銅級冒険者編
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第9話 試行錯誤

 コアに頼んで、落とし穴を作ってみた。


 ダンジョンマスターには、感覚的に、罠の位置がわかるようだ。他の場所との違和感を感じる。

 誰でも感じる違和感だった場合は困るが、今は検証のしようがない。


 俺は、罠の使用感の確認のため、おそるおそる片足を突っ込んでみた。

 直径1m、深さ1mくらいだろうか......腰までズボってなる。


 底に槍が設置されたりということはないが、知らずに落ちれば、結構な威力だろう。

 ベテラン冒険者が落ちて、ダメージが入るかといえば疑問だが......。


「あまり、使えそうにありませんね。

 初期の罠なので、仕方ありませんが、この前の冒険者には通用しないでしょう。」


 コアにハッキリ使えないと言われてしまった。

 検討の余地などないらしい。

 や、やっぱりね。



 次に、ゴブリンを召喚した。


 なんというか、イメージ通りだ。

 緑だし、小さいし、弱そうだ。


 鑑定してみる。


----------

レベル:1

種族:ゴブリン

つよさ:ザコ(非常に弱い)

特性:ダンジョンを掘れる

----------


「、、ザコ(非常に弱い)か。攻撃力とか、素早さとか、そういう情報は見れないのか?」


「おそらく、スキルレベルが低いのが原因でしょう。もともとゴブリンは初期モンスターなので、つよさは期待できません」


「それより、マスター、ダンジョンが掘れるという特性を引き継いでることがすごいです!」


 コアがすごいことだと、褒めてくれた。

 普通に嬉しい。


 どうやら、俺の召喚するモンスターは、俺の特性を引き継いでダンジョンが掘れるようだ。


 こうなりゃ穴ほりするか。


 戦闘能力もないのに、ダンジョンが掘れることになんの意味があるんだなどと頭によぎりかけていたが、コアの一言ですごいことな気がしてきた。


 コアと話をしていると思考能力が低下している気がするのだが、たぶん気のせいだろう。

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