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消えて、私は気付く
朝ごはんを作る。
きっと君も疲れていて、今日は寝坊しているだけ。
あれ、君が私より遅く起きた事、あったっけ。
2人分の朝ごはんを作って君を探す。
「もうご飯、出来てるのにな」
私の部屋を探す。
両親がいた部屋を探す。
いない、いない、いない
この部屋にもいない
ここは?ここも?
いない、いない、いない、いない、いない
靴を見る。
どこにもない。
あれ、君が靴を履くところ、見たことあったかな、
あれあれ、君の靴を置く場所がこの靴箱には無いみたい。
あれ、どうしてだろう。
私の部屋があるなら一緒に住んでる君の部屋もある筈だよね。
他の部屋なんて死んじゃった私のパパ、ママ、二人の部屋しか無いじゃない。
まるで元々君がいなかったみたいに、
いや、私が消えたのかもしれない。
君はパパとママの所にいるの?
私1人を取り残して。
それとも私があなた達を置いていってしまったの?
分からない、分からないよ。
ねえ、どこに行ったの。
ねえ、僕。




