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愛しい君へ。  作者: 紫染-シゾメ-
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君の優しい声、違和感

最近の私はおかしい。

君に助けられる度、違和感を覚えるの。


私は助けられた日、帰ったらすぐに寝てしまう。


「色々あって疲れたんだね」


そんなことを君は言うけれど、

この疲れは体を動かした時の疲れ。

体育の授業があった日のような疲れ。


いつも首を傾げる私だけど、


「今日はゆっくりおやすみ」


なんて優しい声で言われたら何があっても寝てしまう。


でもね、私は不安なの。

君に助けられる度、私がなにかに気付く度、

君が消えていく気がするから。




ある日の朝、いつもの様に鳴るアラームを止める。

今日もたくさん寝てしまったな。


「おはよう」


毎朝の日課、君に朝の挨拶。


・・・あれ、聞こえていないのかな。

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