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愛しい君へ。  作者: 紫染-シゾメ-
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私の愛しい人

私の事を守ってくれる君。

いつも隣にいてくれる君。


「僕は君を守るために生まれてきたんだよ」


なんて笑ってくれて。


不良に絡まれたって、いじめられたって、

隣にいる君が出てきてくれるだけで私は助かった。


でも君と喋っているとなんだかオカシイの。

周りの人が不思議な顔でこちらを見てくるの。

例えばそう、君がいる場所には誰もいないみたいに。


そういえば、1つ気になる事があるんだ。

君が他の人と喋っているところ、見たことあったかな。


・・・なんて、きっと思い違いだよね。

優しい君はいろんな人に好かれそうだもの。

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