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神の子扱いされている優しい義兄に気を遣ってたら、なんか執着されていました  作者: 下菊みこと


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眠る妹の傍らで

「…さて」


オレがそう呟くと、いつもの二人がオレに土下座する。


「…先程から何度も言うが、今回のことは許すよ」


オレがそう言っても、二人は顔を上げない。


オレの側仕えまでその態度なのはまあ、ある意味当たり前といえば当たり前だ。


二人も付き合いが長いから、片方の責任は自分のものとでも思っているのだろう。


仲が良いことはいいことだ。


咎めるつもりはない。


「けれど、どうかもう一度。妹を頼むよ」


オレのその言葉にやっと二人は顔を上げる。


本当の意味で許されたと悟ったのだろう。


「申し訳ございませんでした!」


「本当に申し訳ございません!」


「過ぎたことは仕方がないさ。次が無ければ問題ない」


オレの言葉に感じ入る二人。


「ありがとうございます!」


「今度こそ精一杯お守り致します!」


「信じるよ」


二人を落ち着かせて、もう一度聞く。


「再確認だけど、キューが言っていたことに間違いはない?」


「前世、という部分以外は概ね…」


「そう…キューの前世の記憶については、他言無用で」


「はい」


「もちろんです」


いくらキューが聡明な子とはいえ幼子の言葉だ、言いふらされても問題はないとは思うが一応口止めしておく。


この二人なら口約束でも必ず守るだろう。


「…さて、ムーンリットへの仕置はどうするべきか」


報復は、徹底的にせねばならない。


見せしめ、という意味ももちろん多分に含まれるが…。


「許す気は、一切ないからね」


確実にすり潰してやると決めたのだ。

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