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有毒宝石  作者: 桜芽鵺葉
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大根おろしの猫

「大根おろし抜きで」


夢の中のレストランでそう言ったからだろうか。

目が覚めた私の元に、大根おろしの猫がやってきた。


私は大根おろしの猫を、学校に連れて行くことに決めた。

大根おろしの猫は、私の後を大人しくついてきた。


学校の正面口の中に併設されてる駅から新幹線に乗って、温水プール駅まで進む。

新幹線から見える学校内の景色は、煌びやかな明かりがたくさんあってとても綺麗だ。

真っ暗な夜空に、水色とピンクの星がキラキラチカチカ点滅したり消滅したりしてる様がよく見える。


大根おろし猫の大根おろしの匂いが少しきついが、概ねロマンチックな気分になれた。


「おいで」


温水プール駅についたので大根おろし猫に声をかける。


大根おろし猫は本物の猫ではないので返事は鳴けないが、私の後をついてきた。


温水プール駅なので、私は水着に着替えて温水プールに入る。大根おろし猫も私と同じように温水プールに入り、溶けていなくなってしまった。



「大根おろしの猫」おわり


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