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妖精には無い。遠慮会釈ってやつが。

もう20年くらい通っているもう老舗だな。この街は新しい店がなかなか定着しなくてあれなんだけど、永く続けて欲しいものです。たまにランチで出る舌平目が美味しくて。

 ニーナ「さあて、来週のサ〇エさんわあ。ング、ウゲゲゲゲ。何すんのよ、いきなり!」

何すんのはこっちのセリフだ。今回の所は一番身バレが恐いから慎重になってるのに、いきなり変なセリフ入れやがって。こっちの身にもなれ。

ニーナ「何よう。瀟洒なレストランに連れてきてくれたかと思ったら、いつも通りのアレかあ。そう言えば犯罪熊さん、よく出てこれたわね。」

オマエな、いつまでそれ、引っ張ってんだよ。俺、地元じゃ虫も殺せない優しい男で通ってるんだぜ。

ニーナ「ふ~ん、むしは、やっちゃうんだ。おお怖い。あたし、ヤられちゃうの?」

てめ、わざとらしく変なしなつくるんじゃねえ。どうせ見えないだろうが。・・・気を取り直して、今回は宮城県は白石市で、仙台の情報誌で「ハートのレストラン」として紹介されている、レストラン「L〇VER」にご案内。

ニーナ「あれ、何処が伏字?慎重にとか言っておいて。」

よく見ろ、二文字目に〇がはいってるだろ。

ニーナ「いや、これ確信犯だわ。どうも最近痴呆が進んでいるみたいね。あたしがしっかりしなくちゃ。」

なんか言ったか?とりあえず駐車場に着いたぞ。


 店の前に10台ぐらい止められる駐車場があって、まあ、そもそも人通りも少ないし、路駐も可能だろうな。そばにはホ〇イトキューブなる市の施設もあって、そこに駐めて歩いてきてもいいけど、まあ大丈夫だ。

ニーナ「あら、入口が開き戸だ。今までのとこ引き戸が多かったから新鮮。中にレジ?があって右側に和室なのかな、20畳ぐらいの畳敷きの部屋があるわ。中央に長テーブルがあって、掘り炬燵式?一番奥の開き戸は?」

ああ、そこトイレな。流されんなよ。詰まるから。

ニーナ「そんな事になる訳無いでしょ。どこのドリフですか。え~と入口の左側は個室が3つ。テーブルと作り付けのベンチね。それぞれ窓があって可愛い小物もおいてあるわ。」

奥様?の趣味でト〇ロ系のが多いから、飲まれんなよ、大口に。

ニーナ「だから、そんな事ある訳無いでしょうが。何か変よ、行動も言動も。やっぱり事案発生?」

そ、そんな事あるもんか、あれは夢、あれは夢・・・ブツブツ。

ニーナ「やっぱり変だ。大丈夫かしら?とりあえずレジの前の方にカウンターがあって椅子が4つ、ここが個人客用かな?その向かいに厨房があるわね。あ、マスターがフライパンあおってる。優しそうなおじさま。そうか、さっきの和室の並びなんだ。建物は自宅兼みたいだから、外観上は横長だけど、店内は広くて、全部がお店みたい。うーん、でも、メニューは?あ、奥様がお水と一緒に持ってきてくれた。ねえ、何がお勧め?」

ブツブツ・・・って、ああ、お勧めね。定番はお昼だからランチな。洋風と和風があるぞ。洋風がお勧めかな。ハンバーグにグラタンがついたりパスタも相盛りされていたり。パスタランチもステーキランチもある。主に肉料理だから、お肉がダメな人はパスタがお勧め。インディアンスパがカレー味で良いぞ。お昼時はよくここに来てるなあ。

ニーナ「でも、このお水のコップも、コーヒーカップも、あら凄い、みんなハートの意匠ね。素敵だわ♡」

何を言うか食欲魔人が。柄にもない。普通のメニューならハート型のオムライスも頼めるぞ。メニューによっては、付け合わせの大根おろしがハート型に盛られていたり、とにかく芸が細かい。味もよいしな。

ニーナ「あら、おっさんにしては珍しく白石の店褒めるね。なんか含みがあるんだと思ってた。」

いや、今までも、過去編なら褒めてただろう、それにここの御主人、もともとお隣の蔵王町でお店をやってらっしゃったんだよ。で、評判になって、ここに来てしまったんだよな。俺、この街の客層、信用してないから。

ニーナ「こいつ、大丈夫かしら?・・・ねえねえオッサン、デザートもあるね。あたし、パフェ食べたい。」

ああ、スマン、俺、マンゴーパフェしか食ったことが無い。それでいいか?季節限定品だけど。

ニーナ「このおっさんわ。・・・まあ、いいわよ。じゃあ、あたしの注文は、お肉。ステーキの国産牛のやつ。あと、生姜焼き定食もいいわね。」

げ、こいつやっぱり魔人だ。ランチならコーヒーつくんだからそっちを食え。あああ、でも、オムライスは食うべきか。居心地もいいし、何にしても気兼ねなく美味しい飯が食える。ここ数年の食材費の高騰のあおりで値段がかなり上がっちゃったけど、この雰囲気は味わってほしいな。付け合わせの漬物とか煮物も美味しいし(和風ランチについてる)。彼女でもいればなあ。こんな野良妖精だけじゃなあ。

ニーナ「それはこっちのセリフ。まだ事案として通報されないだけいいと思いなさいよ。こんな居心地のいいレストランなのに。クマと一緒じゃつまらないわ。ほら、さっさと食べた記憶をよこしなさいよ。」

何だコイツ。本当に食うだけな。ランチの時間は午後2時ころまで。その後は午後5時ころ再開です。

ニーナ「ほら、早くう。」


うーん、場所がわかりづらいのがネックかな?ホワイ〇キューブから歩いて5分もかからないんだけど、その前の通りの並びです。時々満員で入れない事があるのが地味に哀しいのですが、まあ、こちとら熊ですからねえ。

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