表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぼくのがいこく生活  作者: 玲於奈
3/18

なつめそうせき せんせい

なし

10月までは

とてもあたたかい日がつづいたけど

いつのまにか日がしずむのが

はやくなって

すこし肌寒くなったころ


ソンホがぼくに

うちにこないかとさそってくれた

このごろは

かんきょうになれてきて


すこしはえいごがわかるように

なってきたのか

ぼくの英語力も

こんなことを言っているんじゃないかなと

わかるようになってきた

でもやっぱり3つに1つは

はずれるけど・・


そして、こちらはしぶしぶで

なれたけど、ハドソン流 イギリス料理。

毎日食べているのでおばあちゃんの料理に

完全になれた。


もしかしたら、今のぼくは日本のママに

イギリス料理のかいせつができるかもしれない。

それくらいのぼくは

英国料理にくわしくなった。


でも、やっぱり

ぼくが一番好きなのは

ハドソンおばあちゃんが

そのお母さんに習った料理。

ハドソンさんが小さいころ

住んでいた

スコットランドの料理


そして

ぼくがイギリスに来て

はじめて食べた料理。

ひき肉のいためものみたいな料理。

ハドソンさんは

「私のふるさとの味」と

日本語で教えてくれたハギス。

パパはあんまりすきじゃないみたいだけど

ぼくはそれがいちばんすき。


そんなパパも

がんばってるぼくをみて

すこしはげんきになったみたいだけど

まだまだくらいふんいきが

ただよってる


こないだもパパは


「なつめそうせき 

 大先生も

 このうすぐらい

 天気で

 ノイローゼになったんだよ」


っていってた


なつめそうせき せんせいが

だれだかしらなかったけど

つづけてパパは

とおい昔に日本から

こちらの大学に来た人って

おしえてくれた


でもぼくがおもうに

パパは

ちょうしがわるいのを

てんきやりょうりやまわりの

せいにするけど

やっぱり

ママがいないからなんじゃないかな

そうおもった


そして

そんなこんなで

しぶしぶパパが

きょかしてくれて

ぼくはソンホのいえに

いくことになった





なし

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ