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ごめんなさい。もうしゃべらないでください、マリアさん。

「どうするんだよ、抱き枕なんかつかって、なにしろって言うんだよ!!」


『うっふーん。それは、あたしからおしえてあ・げ・る』


「ぐあはっ!!」


確かに、その声は抱き枕から聞こえてきた。


だみ声のおっさんヴォイスが……聞こえてきた。


「精神的ダメージ高っ!!」


『なによぉ。せっかくあたしがあなたに教えてあげようと思ったのに★」

「きしょい! きもい! しゃべるな! お願いだからその声でその口調でいうなああ!!」


さあ、みなさん、考えてみてください。

『』のなかは、おっさんヴォイスです。


『ほら、立ち上がって、ザクロ君! 君なら大丈夫よ! 変身できる!』

「ぎやあああああ!!」


いやだあああ!!!


「おい、マリアさんにむかってなに叫んでるんだ」

「WHY!? マリアさん?!」


誰それ?!


「その魔法少女変身補助道具」


『あたし、マリアよ!』


「ぎやああああああああああああああああああああああああ」


抱き枕は、マリアさん。

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