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第3話 指輪

「もう、またキツい冗談を〜」

ユウトは笑う。

「俺達、結婚したんだから」


アスカは混乱した。

左手を見るとくすり指に指輪がキラリと光る。

「……え!?アタシ達、結婚したの!?」


「またそんな演技がかったこと言って。そこのベッドで安静にしといてね、お茶ついでくるから」

そう言ってユウトは部屋を出た。


鏡にうつるのは、ピンクアッシュのロングヘア、ぱっつんの前髪、クリクリの丸い目、丸くて小さい顔の女。


この顔は……間違いなく、アタシ自身。


ちょっと老けた?


周りをみわたすと見たことのない部屋ではあるが、私物がちらほら見える。


これは…記念日に赤いバラの花束をサプライズしてもらった時の写真。


壁には一緒にネズミのランドに行ったときにお揃いで買ったTシャツがかけてあり、

枕元にはアタシが朝起きれないからって買ってきた大音量の目覚まし時計。


懐かしいなあ。でもあれ、全部捨てちゃった気がする。


ここは一体・・・・

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