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第二話 気をつけろ

「私のことは好きではないでしょう?」

 フィオナは立ち上がると、カインの方を見ることなく立ち去ろうとした。

 綺麗な金髪が風に揺れる。

 カインは慌てて立ち上がり、フィオナの手を掴んだ。


「なぜですか?」

 なぜ書き換えができない?

 どうして婚約者になれない?

 養成学校時代も師匠と修行した時も、書き換えができなかったことは一度もない。

 

 カインの黒い眼がフィオナの茶色の眼を見つめる。

 フィオナはカインの手を振り払い、走って逃げた。


「……フラれたね」

 くすくす笑いながら歩いてくるリチャードにカインは困った顔で微笑んだ。


「そうですね、困りました」

「カインと結婚だったらフィオナがずっと側にいてくれるから大賛成だったのだけれど」

 まさかフラれるとは思っていなかったとリチャードが笑う。


「諦めませんよ」

 絶対に修復してみせる。

 フィオナが走り去った方向を見るカインに、リチャードは頑張れと励ましの言葉をかけた。


    ◇

 

「書き換えが効かない……?」

 カインの師匠ローレルはウセキ国物語のページを捲るとその手をアゴにあてた。

 一体どういう事だろうか?


 分岐点が一ヶ所ではない物語。

 修復士の特権『物語の書き換え』が効かないなんて今まで経験した事がない。


 定番の百年物語だと思っていたが、カインには荷が重いのではないだろうか?

 なぜ総監グスターはカインの初仕事にこの本を選んだのだろうか?

 古書の方がストーリーは単純。

 だから初仕事にこの本を選んだのだと思っていたが、違うのかもしれない。


「……カイン、危なくなったら戻ってこい」

 聞こえないとわかっているが、師匠ローレルは思わず本に向かって呟いた。


    ◇

 

 物語を書き換えたのに、なぜフィオナに断られたのだろうか。

 確認したがフィオナの婚約者はレイトン公爵嫡男カインに書き換わっていた。

 それなのにイヤだと言われたのは何故だろうか?


 カインはリチャードが食べ終えた前菜の皿を下げ、ワゴンの上に置いた。


「フィー。どうしてカインはダメなんだい?」

 急に思い出したようにリチャードが尋ねると、不意を突かれたフィオナの顔はあっという間に真っ赤になった。


「だ、だって、よく知らないし」

 チラッとカインを見るフィオナ。

 目が合ったカインは優しい黒い眼で微笑んだ。


「まぁ! 珍しいわね」

 今日のスープは緑色のスープ。

 見慣れない色のスープに王妃は感嘆の声を上げた。


 待って!

 緑色のスープって、毒入りスープ!


「お兄様!」

「リチャード様!」

 ほぼ同時にかけられた声にリチャードは驚いた。


「どうした? フィー? カイン?」

 フィオナとカインも驚き、お互いに顔を見合わせる。


「あ、えっと、珍しいスープなので、その、毒の確認をされた方が良いかなぁって」

「ここに来る前に確認しているだろう?」

 変な事を言い出したフィオナにリチャードは首を傾げた。


「私も確認をされた方が良いかと……」

 ウセキ国では王族の食器でさえ銀食器を使用していない。

 この物語の世界では銀は高価でなかなか手に入らないからだ。


 カインが胸ポケットから布に包まれた二本の銀スプーンを取り出すと、リチャードは驚いて目を見開いた。


 毒が無味無臭のヒ素だった場合は、精製した時の硫黄成分が銀食器に反応するので銀スプーンは黒ずむ。

 そして青酸カリ系の毒の場合は黒ずんだ銀スプーンが綺麗になるはず。


 この世界の毒殺はこの二つの毒が主流だ。

 他の毒はこの二種類を加工したもの。

 二本のスプーンのどちらかに反応が出ると良いけれど。


「カイン、そんな高価な物を持ち歩くなよ」

 しかも箱にも入れずに薄い布に包んだだけの状態に国王陛下も宰相も驚いた。


「銀を持っているとは」

 すごいな、レイトン公爵家はと国王陛下がカインの家を褒める。


「どうぞ、リチャード様」

「カイン、良いのか? 本当に使って良いのか?」

 リチャードがカインに確認すると、カインはどうぞと答える。


 カインにとってはただの銀スプーンだ。

 修復士の権限『必要な物は召喚可能』を利用し本の中に呼び寄せた物。

 ただし、形や性能がきちんと想像できる自分の所有物、または自分に縁のあるものに限るという条件付きだが。


 リチャードは躊躇いながらゆっくりと銀スプーンを平皿スープの中に入れていく。

 ピカピカだった銀スプーンはあっという間に黒ずみ、驚いたリチャードは思わずスプーンから手を離した。

 スープに沈んだスプーンはどんどん黒くなっていく。


「まさか、そんな」

 ここに出てくるまでに毒のチェックはあるはずなのに。

 信じられないと目を見開きスプーンを見つめるリチャード。

 宰相は急いで料理人、運んだ者、食器、鍋等もすべて確認するように騎士へ命令した。


「よくわかったな、フィオナ。……確かめてくれて助かったぞ、カイン」

 国王陛下が二人を褒める。


 毒を目の当たりにしたからか?

 目は笑っていない。

 カインは国王陛下の微妙な間が気になった。


「ありがとうフィオナ」

 王妃が震えながらフィオナをギュッと抱きしめる。


「大丈夫ですか、リチャード様」

「あ、あぁ」

「部屋に戻りましょう」

 毒に驚いたリチャードをカインが部屋へと連れていく。

 フィオナとカインは目が合ったが、お互いに何も言わずに別れた。


「姫様も戻りましょう」

 侍女エルメがフィオナに声をかけたが、フィオナには聞こえていないようだった。

 スープを見つめたままフィオナは動かない。


「姫様?」

 侍女エルメは首を傾げた。


 カインもあのスープに毒が入っていることを知っていた……?

 カインは一体何者なの?

 王家でも手に入らない銀スプーンを二本も持っているなんて、ただの公爵子息じゃあり得ない。


「姫様、お部屋へ」

「え、えぇ、そうね。でも、前菜だけだとお腹がすきそう」

 部屋にクッキーある? と尋ねたフィオナのたくましさに侍女エルメは苦笑した。



「カインのお陰で助かった」

 貴重な銀スプーンを使えなくして悪かったと謝罪するリチャードにカインは気にしないでくださいと微笑んだ。


 銀スプーンくらいどうってことはない。

 必要ならまた召喚すればいいだけだ。

 それよりもリチャードが無事で良かった。

 確認はしなかったが、おそらくフィオナのスープにも毒は入っていたのだろう。


「失礼します。ハリウスです。報告に参りました」

 二時間ほど経ちようやくリチャードが落ち着いた頃、騎士から報告があった。


 実行犯は見習い料理人の男。

 母親の治療費を肩代わりしてやるから食事に薬を入れるように指示されたと。

 熱を出すだけだと言われ、毒だとは知らなかったと見習い料理人は泣き叫んだそうだ。

 指示したアンレイグ侯爵も拘束済み。


「ご無事で良かったです」

 騎士ハリウスは報告だけではなく自分の感情も付け加えた。


 黒髪・黒眼の騎士ハリウスは真面目そうな三十代の男。

 騎士というには身体が細く、一見騎士には見えない。

 そして一番気になるのは、顔がなんとなく修復士の総監グスターに似ている所だ。

 そっくりという程ではないが雰囲気が似ている。


「……何か?」

 視線に気づいたハリウスは困った顔でカインを見た。


「いえ、黒髪が珍しいと思っただけです。すみません」

「カインも黒髪じゃないか」

 この国で黒髪は珍しいがこの部屋に二人もいるのはもっと珍しいとリチャードが笑う。


 カインはリチャードの笑い声にホッとした。

 命の危機に怯えていたが、笑う余裕ができたということだ。

 もう大丈夫だろう。


「では、失礼します」

「リチャード様、私も失礼します」

 時計はすでに夜の九時半。

 リチャードの部屋を騎士ハリウスとカインは一緒に退室する。


「ありがとうカイン。ハリウスも報告ご苦労」

「おやすみなさいませ」

 リチャードにお辞儀をするとカインは扉を閉め、扉の前の護衛達にも会釈した。


 騎士ハリウスと二人きりは初めてだ。

 綺麗な長い廊下を二人で進むが特に会話はない。


「……気をつけろ」

 分かれ道に差し掛かった時、小声で言われた言葉にカインは目を見開く。


 気をつけろ?

 何に?

 カインは大きく息を吐くと、長い廊下を一人で歩いていった。


    ◇


 どうしてこんなことに。

 フィオナは二度目の二人きりのお茶会で溜息をついた。

 目の前に座っているのはカイン。

 なぜまたお茶を飲まないといけないのか。


「どういうつもり?」

 フィオナが眉間にシワを寄せると、カインはニッコリ微笑んだ。


「お互い、気になっていることがあるでしょう?」

 先日の毒入りスープの件だ。


「……少し歩きながら話しませんか?」

 差し伸べられる手を不審に思いながら、フィオナはゆっくりと手を取った。


 黒髪・黒眼のカインはまだ十三歳なのに最近背が急に伸びた。

 七歳のフィオナはかなり見上げなくてはならない。


「すみません。リチャード様がお茶会の様子を伺っているので、歩きながらの方が会話は聞かれにくいかと」

 カインが理由を述べると、フィオナは納得した。


「……あなたは何者?」

「フィオナ姫こそ、何者ですか?」

「質問に質問で返すのは感心しないわ」

 とても七歳の回答だとは思えない。

 やはりこの物語が進まない原因は彼女なのだろうか。


「どうしてカインはスープに毒が入っていると知っていたの? あなたが入れたの?」

「いいえ。犯人は見習い料理人の男です」


 庭園を歩く十三歳と七歳。

 傍から見れば良い雰囲気の二人だろう。

 公爵子息と王女。

 騎士も侍女も温かく見守る。


「知っていたことは否定しないのね」

「そうですね」

 黙り込んでしまったフィオナの手をカインはギュッと握った。


「フィオナ姫を守りたいのです。婚約者になる許可を」

 握った手を持ち上げ手の甲に口づけを落とすカイン。

 フィオナは初めての出来事に驚き、真っ赤になった。


「な、な、なんで」

 動揺するフィオナは年相応、七歳の普通の少女に見える。

 カインは黒い眼を細めて微笑んだ。


「……お兄様に頼まれたの?」

「違いますよ」

 自分の意思だと言うカインにフィオナは首を傾げる。


「お試しでも構いません。お側にいる権利を頂けませんか?」

 優しく微笑むカインはまだ十三歳だがイケメンだ。

 公爵家・王子補佐官。

 優良物件は間違いない。

 今度こそ十六歳を超えられるのだろうか?

 だからこんな知らない出来事が起きているのだろうか。

 賭けてみる?

 どうせ失敗だったらまたやり直すだけだ。


「……お試し……なら」

 フィオナが小さな声で答えるとカインは嬉しそうに微笑んだ。


 物語の書き換えがなぜうまくいかなかったかわからないが、とりあえずフィオナの婚約者になることが出来た。


 フィオナが人生初の彼女だ。

 まだ七歳だがフィオナは絶対に美人になる。

 カインは現実世界でモテたことがなく、彼女いない歴=年齢だったがそれは昨日で終わり。

 カインは誰も見ていないか周りを確認したあと、よっしゃ! と声をあげた。


 今のところ不思議な動きをするのはフィオナと、騎士ハリウス。

 フィオナは前回と行動が違い、騎士ハリウスは「気をつけろ」と言った。

 まるで物語に逆らうような動き、どちらも自分の意思で動いているかのような言動だ。


 騎士ハリウスの言葉「気をつけろ」は何にだろうか?

 王子付きの騎士が補佐官に言う言葉にしてはおかしい。


「おい」

 廊下でリチャードの会議が終わるのを待っていたカインの前に現れたのは宰相の息子セドリック。


 宰相によく似た茶色の髪と茶色の眼のセドリックは良くも悪くも普通の少年。

 年齢はカインの四つ下、フィオナのニつ上の九歳。

 本当ならあと五年経ったらリチャードの補佐官になり、フィオナの婚約者になるはずだった奴だ。


「なんでしょうか?」

 カインがニッコリ微笑むと、宰相の息子セドリックはギリッと奥歯を鳴らした。


「いい気になるなよ!」

「何のことでしょう?」

「補佐官になったからって、フィオナの婚約者になったからって、調子に乗るなよ!」

 ビシッとカインに指を差しながら、フィオナは俺のだ! というセドリックにカインは驚いた。


 あぁ、彼はフィオナが好きだったのか。

 本当だったら彼が婚約者だったのに、フィオナを守るために物語を書き換えてしまった。


「俺だって補佐官になったら役に立ってみせるし、毒だって気づくし!」

 宰相に何か言われたのだろうか。

 なんだか可哀想に思えてくる。


「おい、聞いているのか?」

 うるさいセドリックがカインに近づいた時、セドリックの仕立ての良い服が光った。


「……セドリック、ゴミが付いているよ?」

 カインはセドリックの光った肩に触れる。


 ……蜘蛛の糸?

 細い糸がカインの手に纏わりつき、糸はセドリックの服から離れた。


「触るな!」

 セドリックはカインの手を払いのけると、カツカツと大股で廊下を去っていく。


 カインは手についた細い蜘蛛の糸を見つめた。


 ウセキ国物語の本は多少の日焼けはあったが状態は悪くなかった。

 蜘蛛の巣などなかったはずだが。


 騎士ハリウスの「気をつけろ」は蜘蛛に気をつけろ……?


 ガチャと音を立て、会議室の扉が開く。


「おつかれさまでした」

 カインは手に纏わりついた一本の蜘蛛の糸をハンカチで払うと、扉から出てきたリチャードにお辞儀した。


 カインはリチャードにリーネ川の堤防を提案し今回も川の氾濫を防いだ。


 大臣達に賞賛されるリチャードを十歳のフィオナは嬉しそうに眺める。

 後ろから近づいたカインに気づいたフィオナは振り返った。


「街が無事で良かった」

 フィオナが微笑むとカインはそうですねと答えた。


「聞かないのですか?」

「……何を?」

 首を傾げるフィオナにカインは何でもありませんと答えた。


 おかしい。

 前回のフィオナはなぜ堤防を作ったのか、なぜ氾濫が起きると思ったか聞いてきたのに。

 今回は何も聞かれない。

 まるでこうなるとわかっていたかのようなフィオナの態度。


「一緒にクッキーでもいかがですか?」

「えぇ。頂くわ」

 あとでお兄様の部屋に行きますと言うフィオナ。

 長い綺麗な金髪がふわっと揺れるフィオナの後ろ姿をカインは不思議そうに見送った。


「カイン、騎士のワイズだが将来有望だと思わないか?」

 お気に入りのクッキーをかじりながらリチャードが告げた名前にカインは驚いた。


 ワイズは宰相の娘の恋人。

 一回目だっただろうか。

 リチャードは宰相の娘の元恋人に斬られ亡くなった。

 その時の元恋人はワイズだ。


「ワイズよりも面倒見の良いハリウスの方がリーダーには向いていると思いますよ」

 騎士ワイズは熊のように大きい茶髪の護衛騎士。

 ハリウスは黒髪の細身、ルイージという茶髪の騎士の三人はリチャードお気に入りの騎士三人だ。


「はい。フィオナ姫」

「ありがとう」

 当然のようにカインはフィオナの紅茶をミルクティーに。

 甘く、そして少しぬるめだ。


「お前達、婚約して三年もたつのにまだそんな呼び名か」

 リチャードが愛称で呼ばないカインを笑う。


「フィーで良いだろう。婚約者なのだから」

 ほら、呼んでみろと言うリチャード。

 カインとフィオナは顔を見合わせた。


「……フィーとお呼びしても?」

 真っ赤な顔で頷くフィオナが可愛い。

 カインは嬉しそうに微笑んだ。


「俺も婚約しようかな。宰相の娘あたりで良いか」

 幸せそうで羨ましいと言うリチャードの言葉にフィオナは立ち上がった。


「ダ、ダメッ!」

「ダメです!」

 まるで毒入りスープの時のように二人の声が重なり、フィオナとカインは顔を見合わせた。


「なんだ、お前達。自分達は幸せなのに俺はダメなのか?」

「宰相の娘はダメ! 他の、えっと、もっと優しくてふわふわなお姉様がいい!」

 フィオナが理想の姉を伝えるとリチャードは笑った。


「確かに宰相の娘は性格がキツそうだ。将来の王妃ならしっかりしている娘が良いかと思ったが、国民に慕われる優しい娘でも悪くはないけれど、カインの意見は?」

「私もリチャード様には優しい御令嬢がよろしいかと」

「そうか。お前達、お似合いだな」

 羨ましいと笑うリチャードにフィオナとカインは気まずそうに微笑んだ。


    ◇


 一年後、リチャードは隣国の姫と婚約した。

 フィオナの希望通り優しくてふわふわな姫。

 年齢はフィオナより三つ上だが、ピンクが似合う可愛い系のお姉様だった。


 良かった。

 これで宰相の娘には刺されない。

 大災害も起きていない。


 このまま行けば来月にはフィオナは十七歳。

 フィオナが十六歳を超えられればリチャードも長生きし、この物語が無事に終わるかもしれない。


「もうすぐフィーの誕生日だな」

「お兄様からのプレゼント楽しみにしていますね」

 ふふふっと笑うフィオナ。


「フィーは青とピンク、どちらが好きですか?」

「青が好き」

「わかりました」

 優しく微笑む黒色の眼。


「あのね、カイン。私と」

 本当に結婚してくれるの?

 カインに聞こうと思ったフィオナの言葉は周りの悲鳴にかき消された。


 大きな影がフィオナとリチャードの後ろで剣を振りかざす。

 またスローモーションのように、騎士の動きがゆっくり見えたフィオナは目を見開いた。


 銀の剣が日の光を反射する。


 驚きながらもリチャードと騎士の間に入ろうとするカインの姿。

 振り返る兄。


「お兄様!」

 フィオナは兄リチャードをカインの方に思いっきり突き飛ばした。

 自分でもこんなに力があったなんて驚きだ。


「きゃぁぁぁ! 姫様!」

 フィオナ付き侍女エルメの悲鳴が廊下に響き渡った。


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