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 私は大学入試センターの発表する回答を見て、NCF試験の自己採点を行った。


 結果は計794点(英語226(154+72)、国語141(67+39+35)、倫政73、数学177(88+89)、理科176(86+90))。目標としていた8割に、あと6点で届かないという結果となってしまった。


 僕は、この結果をショウに話した。


「結局、薬学部特攻するの? それとも方針を変えて理工にする?」


 私は、試験を受ける前は「800点に1点でも届かなければ薬学部の志望をやめて、理工学部志望に転換する」と宣言していたし、決意も決めていたつもりだった。しかし、6点届かないという現実を見て、選択に心が揺らぐようになっていた。


 実際の所、薬学部の1次試験のボーダー点(足きり、というわけではない)は79%(790点)。その点数には何とか足りている。しかし、事前に決めていたことを変えるということには少しばかり不安を覚えていた。


 正直、今後先生と話したうえで決めることになるかもしれない。進路を理工学部にすれば受かる可能性は(100%とはとても言えないが)大幅に上がる。確実に四国に戻るという意味では、理工学部に変えた方がいいのは間違いない。


 しかし、点数が「薬学部を狙えなくもない」あたりにいるのが難しい。とりあえず、私はこのことは明日先生に話す、と決めていた。それまで、このことは考えないようにしよう。そう思い、私はショウに彼の点数を聞いてみた。


 数分後、LINEでこのような返信が返ってきた。


「自己採点結果


現代社会 55/100

国語 124/200(現代文71+古文10+漢文43)

英語 290(筆記192+リスニング98)

数学 177(89+88)

理科 177(85+92)


計 823/1000」


 ショウの志望しているところは仮にも難関に分類されるような大学だ。1次試験が足きりにしか使われないとはいえ、高い点数を取る人が多いということは耳にしていた。彼も、その例に漏れないようだった。


 しふぉんの合計点数は769点のようだ。彼女は理系科目の点数が非常に高く出たようだった。


 ショウもしふぉんも受験についてあまり心配していないようだった。私は、そんな二人がすこしうらやましくなっていった。


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