表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

57/112

56 日常5

短くて申し訳ありません。

 そのままいつも通りの道を歩き帰宅。スマートフォンの時計は16時半を指していた。私は自分の部屋に行き、HeliAnswersの問題をカメラロールから探した。


 「あった、これだ」


 私はその画像と、企画で使用された音楽およびその歌詞をLINEでショウに送った。


------------------

「画像と歌詞、送るね」


挿絵(By みてみん)


「午後の雪街(ゆきまち) 吐き出した白い息

空は晴れている 凍った水たまり ぼっと見てる 

太陽は


学校の道 2人で歩いた日々

遠い約束 ああ

ふと思い出すたび いつまででも涙する


積もってく 不安 今年も同じか

違ったとしても 仕方ないよね

 

人間は誰も 失敗を恐れ

どっちを選んでも かなわないなら

片思いは きっと どうともならない

だけれど希望はすぐそばにある 走れ


10年しても たまに思い出しては

懐かしくなって また歩きたくなる

通学の坂道を


夕焼けが 西の空 赤く染めて

僕らは ここまで 歩いたんだね


海へゆく じっと 自転車をこいで

坂道 下れば 辿り着くはず 

想い載せて 空へ叫ぼう この声

僕ら5人の明日(あす) 歌い続ける 未来


夜空を仰ぎふと思う いつも通りが幸せだ



ついに見たら 長い 道を越えていた

ここから 勇気が出せますように

両思いになれる なんて思わない

だけれど 僕らは 歩き続ける ずっと


快晴の空よ 澄み渡る上に

ここからどこでも飛んで()けるさ

想い込めて 空へ歌うよ この恋

僕ら5人の明日(あす) 願い続ける 世界」


「難しいかもしれないけど、頑張ってね」

------------------


 数分後、ショウから「やってみる」と返事が来た。私は、答え合わせしてほしかったり、ヒントがほしかったら言ってね、とメッセージを送り、定期テスト対策で問題集を解いていた。


 ショウはそこまで頭が悪いタイプではない。ひらめきは鋭いほうだと思っている。中学校の数学は苦手だといっていたが、高校に入ってからはそうでもなかったようだ。


 ショウは既読はついているが何も返事をしてこない。1人で考えているタイプなのだろう。そんな負けず嫌いなところも、私が彼を好きな理由のひとつだった。


 私は1時間ほど問題集を解いたのち、疲れてしまったのでベッドに横になって眠りについた。



 目が覚めると7時前。2時間ほど寝てしまっていたようだ。ショウからはメッセージが届いていた。


 「答え、これであってる?」


 彼はそのメッセージとともに1枚の手書きの紙を添付していた。そこには、確かに正解が記されていた。


 「おー! 正解!」


 彼は喜んでいるようだった。



https://drive.google.com/file/d/1sLrptEgGS0mx4PK3IAvUIL6V_mPXZlTF/view?usp=sharing


HeliAnswersで使われた音楽はこちらから聞くことができます。ぜひ解いてみてください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ