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33 学園祭当日 1日目 2

 2曲目はバンドオリジナルの曲、「始まりの街」、私が作詞した曲だ。サビ前のCメロにヘリアンサスガールズの1stシングル主題歌「ナツアオソラ」のBメロのメロディを流用している。


 「作曲者的には問題はないって、曲を丸ごと使わなければ、メロディーは有限だから、1曲をまるまるとかじゃなかったら、ぜんぜん使っていいって言ってたよ。特に元メンバーだからってこともあるかもしれないけど、一応許可はとってるから大丈夫」


 ショウは一応安心はしているようだ、私は、(たぶん)舞台前最後になるであろう練習を始めていった。


 中学校のころ、アイドル活動でトレーニングをした声量や音程調整の、私の技術(といっても、言葉で説明できるものでもないが)は、練習の頻度が減った今になってもあまり落ちていなかった。私は、定期ライブで歌っていた調子で2曲を通した。


  「お疲れさまでした。本番も頑張ろう!」

 「「「お疲れ!」」」


 私が練習を終わらせる合図をする。3人とも、返事をしてくれた。14時から準備でまたここに来るが、その前に先輩のバンド「Degree Celcius」が音楽室を練習で使うことになっている。私たちは、楽器を奥に片付けた。


  時計の針は8時20分を指している。私たちは一緒に教室まで向かっていった。


 太田、山村はもう来ていた。私は、じゃあまた後でね、といってショウとわかれたのち、トイレへ向かって教室に戻ってきた。


 私は、楓ちゃんと話をしながらホームルームが始まるのを待った。


 ショウは何処か行っているようだが、すぐ戻ってくるだろう。


 楓ちゃんは私とショウの関係について特に何も言ってこない。そのことについては特に話すこともないままホームルームの時間になった。


 先生は教室に入ってきたと同時に出席を確認した。


  「じゃあ点呼取るぞ! 自分の後ろの番号の人がいるか確認してくれ!」


 教室の中を見渡すことができない、かつ、できるだけ早く全員いるか確認したいという状況で先生が良く使っている方法だ。出席番号が最後の人は、1番の人を探す、というルールになっている。


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