14 カラオケ 4
「La septième lavande fleurit alors nos étés commencent, nos étés encore」
訳した人の意図は知らないが、サビ前の歌詞はフランス語で訳されている。カタカナで表せば、「ラ・セッティエーム・ラヴォンド・フルリ アロール・ノゼテ・コモンス、ノゼテ・オンコール」となる。
英語に訳せば、” The seventh lavender flowers again then our summer starts, our summer again”となる。意味は日本語の歌詞と同じで 「7つ目のラベンダーが咲いて夏がやってくる 僕らの夏が」となる。
英語の歌詞は、日本語とだいたい同じ意味のところもあれば、違うところもある訳となっている。
The time machine, where are we heading?
Even if we get lost our directions,
The dream we have had will be encouraging
Let us continue walking
「タイムマシン、どこに向かっているの?
道に迷ったとしても、持ち続けてる夢が励ましてくれる
歩き続けよう」
The time machine, wherever we're headed,
the future will celebrate us
These paths we've taken, we will go-ahead
to the place, no one has ever reached
「タイムマシン、どこに向かってても
未来は祝ってくれるだろう
昔歩いた道、私たちは誰も到着したことのない場所に向かっている」
英語にしても日本語にしても、ラストラベンダーの世界観が指し示しているものは明確に表現されているのは間違いないだろう。
「なっち、ありがとう! じゃあ次は僕が歌っていい?」
「いいよ、何歌うの?」
「ゲームのあの歌、『大冒険時代』のつもり!」
1年半前、据え置き型ハードのソフトとしてH社がリリースしたゲームである「Endless Starry Sky」のイメージソングとして公開した所、公式に取り上げられて話題になった歌だ。ゲームの世界観を、軽快なメロディーと前向きな歌詞で描写している。
「あのゲームね、かわみんに勧められて結構やってたんだよね。目的もなく星空を旅するゲームなんだけど、意外と中毒性があってね」
私はそのゲームが結構好きだったが、あまり人に話したことはなかった。実はショウも結構好きで、割とハマっていたようだ。