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竜のマニ  作者: ぼんにゃん
一章
17/33

再会

十七、再会


 マニとココアは畑を抜けて草原を歩いていた。

そこに馬に乗った三人組が近づいてきた。

馬の足は早くあっという間に、近づいてきた。

「誰だ?お前ら」

二人は馬に乗った青年に声をかけられた。

「シアン?」

馬に乗った三人組の一人が以前、町まで一緒に旅した少年だった。

「お前、あの時の?」

「シアン様、どういうことですか?」

「ほら、前に俺が助けて送り届けてやった奴だぜ。」

「はあ?」

彼はだいぶ話を変えているようだった。

シアン様ってあいつお金持ちだったんだな。

マニは神殿で集団生活をするうちに、経営状況の話をよく耳にし、お金について理解を深めていた。

「ですが、シアン様。あの幼児は何者ですか?湖の魔女とは年格好が違うようですし……。もしやダークキャンドルの会の魔女では?」

疑われたココアは身を固くした。

「こんな小さい子がそんなわけないよ!」

マニは反論した。

「魔女はだいぶ実年齢より、若く見えるぞ」

「そうだそうだ」

二人の青年はマニの言葉を聞こうとしない。

「あ、わかったぜ。この女の子はマニの生き別れの妹だろ!良かったな、見つかって」

「……うん」

シアンの思い込みの強さが幸いした。

「ですが、シアン様。こいつら似てないですよ!」

「そ、それは…まあ、パパにママの他にもう一人の彼女がいて…」

マニは必死に神殿で巫女たちが話していた噂話を思い出していた。

「お前も色々あって大変だな……」

「これは失礼した」

シアンのお供たちの疑いを何とか晴らすことができた。

話によると彼の国に森の近くの町から知り合いが避難してきて、ダークキャンドルの会を潰すことにしたらしい。


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