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マニ
一、マニ
ある世界に小さな竜が荒野に一人で住んでいた。
元は親戚たちと住んでいたが、ある日、まだ小さい竜を残して、みなどこかに飛んで行ってしまった。
竜の名前はマニと言いました。
いつまでたっても誰も帰って来ないので、仕方なく親たちに習ったとおりに狩りをして毎日暮らしていた。
周りには時々獣がうろうろしているので、狩れそうな小さな獲物を狙って鋭い爪や牙で襲っていた。
今日も上空からいい獲物がいないか飛んで探している。
「見つけた!」
急降下して背後から獲物の急所を狙って立てた。
飛べない獣には上空から襲えるので有利だった。
群れになっているとかなわないので、一匹ではぐれている個体を狙った。
マニには火を噴くこともできる竜で、ちょっと手ごわそうな獲物は火を噴いて倒していた。
自分より強そうな大きな獲物が来たときは翼を広げ、空に飛んで逃げることもあった。
水は小川まで飛んでいき、飲んでいた。
「みんないつ帰ってくるのかな」
周りには自分と言葉の通じる生物は誰もおらず、寂しい毎日を送っていた。
体調が悪い時は寝て直し、怪我をしたら舐めて回復するのを待った。




