episode17.別れと次も目的地(1)
誤字脱字があると思いますが、ごめんなさい。
見逃しです。
更新が遅くなり申し訳ございませんでした
ペースが乱れており、また上がったり上がらなかったりですが楽しんでくれたら幸いです
「かけた…!!」
ユノアリスとそこの主であるミストリアが描かれていた。
精霊樹の花を使った光絵の具で塗られた、色とりどりの温泉から湯気がでており、
湯気の奥には双子が描かれ、
手前少しは時にはミストリアが岩に座っている様子が描かれていた。
幻想的で、ふわふわとしているようで
しっかりと色がでている絵だった。
「……君、意外とちゃんとしたの描けるんだね」
ミストはケットの絵を見ながら少し驚いた。
子供みたいな性格で、元気があって、自分の気持ちに鈍感で、ガサツな性格なような彼。
繊細な雰囲気の絵が描けることに驚いた
「失礼な!一応これで生きてるんだぞ」
「はいはい、けどもっと私は美形だよ」
「えぇー、これでも美化して書いたつもりだけど〜」
「なんだって?!美化して?実物の方が何千倍何億倍と美しいだろ?!」
みなよ、この造形美といってミストリアはセンナポーズや髪をかきあげたり色々としているが
ケットは何か言っているくらいの気持ちで無視をしている。
「…ねぇ」
「なんだい?今いいところだったろ」
ミストは自分の武勇伝や美貌について
小さい子の自分が可愛すぎて双子を出したことなど語っていたが興味がなくケットは自分がしたい話を切り出した
「この絵持ち帰ってもいい?」
「私を描いたんだから私にくれるのではないのか!?」
「んー、そう思ったんだけど
あの人にも見せたいなっておもってさ」
ケットは普段なら自分から作品を持ち帰ることを選ばないが
今日は思い出話をしたり、昔お世話になってた人と同じ雰囲気を感じたり
少しホームシックになっていた。
「えーーーー
いやだよ、これはもう私のだよ」
「あげるってまで言ってないのに!強欲な人だーー!!」
そう言ってミストはケットから絵をヒョイと奪い取り浮遊魔法でケットが取れない高さに上げていた。
「見せたいのだろ?私が出向いてみせてやればいいだけじゃないか」
「えっ!?あの人に会いにいくことあるの?」
「あぁ、文句を言いにたまにな」
「友達じゃないって言ってたのにやっぱ仲良いじゃん」
「友ではないといっているだろう!!」
はいはい、と流しながら
ケットはあの人に会いにいく人がいることに嬉しさと、やっぱり2人は友達なんだって思えることに嬉しくなった。
「ならこの絵あげる!絶対みせてあげてね!」
ケットは家を出てから会いに行ってないものの
手紙のやり取りはたまにしていたため、縮小魔法でも使って送りつけようとしていたが、
ミストリアに持っていってもらった方が楽しそうと呑気に考えていた。
「何もやることなく1人寂しく家に引きこもってる大きな子供に絵を手土産に今度会いにでもいってやるさ」
「大きな子供って!
確かにそうなんだけどさ〜!」
「そうだろうそうだろう!
あいつを表すには適した表現であろう!」
2人でケラケラと笑いながら同じ人物を思い浮かべてはまた笑っていた。
「あはは、笑った笑った〜
絵のお礼と笑顔のお礼に次の目的地の近くに出口を繋げてやろう」
「本当!?ありがとー!
けど出口ってあの崖?」
「あぁ、君は崖から登ってきたのだったな
ちゃんとしたの出入り口があるんだよ」
崖からくるやつなんてここ100年いなかったよと少し呆れていた。
「そうなんだ!帰る時崖降るの怖いって思ってたし、またここにくる時崖上らなくていいのちょっと安心した〜」
お読みいただきありがとうございました!
続きはちょこっとづつ書いていくので楽しみにしていただけると嬉しいです!




