episode12.ここはどこ?断崖絶壁へ
初めて小説を書くので文のつながりが変だったり誤字があります。先に謝ります。ごめんなさいm(._.)m
先ほどの魔獣のスケッチをし蝋で作られた手軽画材で簡単に色を塗り終え、
案外早くかけたのでそのままカバンにしまい道を進むことにした。
「おぉ!川だ!」
少し進むと川が見えてきた。
今いる森から川は下にあり、迷わずジャンプなどをしながら勢いよく走り抜けた。
「水浴びー!!!!!!」
荷物などマントなどを脱ぎ捨て川はダイブした。
ケットは魔力は水と相性が良く、受け入れられるため冷たいなど感じるよりも気持ちいいと感じる。
「案外深くていいな!魚もいっぱいいる」
そういい、小魚などを魔法で周りの流れを止め捕まえやすいようにした。
水の中で手を広げると、流れがふわりと緩やかになった。
逃げ場を失った小魚たちが、くるくるとその場で泳ぐ。
「ごめんな〜、ちょっとだけ分けてな」
素早く数匹を掴み上げると、水から上がり
近くの石場へと移動した。
「えっと、火が…」
火打石を鞄から取り出し集めてきた枝へ火をつけた。
串代わりの枝に魚を刺して焼き始めた。
じゅう、と音がして
香ばしい匂いが広がる。
「うわ、絶対うまいやつじゃん」
「いただきます」
しっかりと手を合わせ、自然に感謝しながらいただく
味付けなどはないためそのまま豪快にかぶりついた。
「んんんっま!!」
外はパリッと、中はふわっとしていて
川の恵みをそのまま味わうようだった。
「火加減バッチリだったな!」
数匹食べ終え、満足そうに息をつく。
「ふぃ〜…生き返った…」
日も落ちはじめ、進むには暗くなってくるため寝る場所を探す。
「さすがに、ここでは寝られないか」
川辺は見晴らしが良すぎるため
進む先に森へと戻れそうな道があるため少し進む。
「おっ、ここから戻れそう」
森と川は段差になっており、森に戻るためには2メートルほどの高さはあった
下は簡単だが上りは暗いこともあり斜面になっているところから戻った。
そのまま進み、少し開けた場所に着いた。
魔獣など、他の人間の足跡などがないからチェックをしカバンから大きめの布を取り出した。
「場所借りるな」
立派な太い木に触れながら
話しかけるようにことばをもらした
「お前を信頼してるぜ〜」
ケットは木に登りながら
太い枝に布を縛り付けハンモックを作った。
魔獣など人が通るような場所では高いところで寝るようにしており、
そのままハンモックに身を包まれ目を閉じた。
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「ふぁー……よく寝た…」
顔に朝日が当たり目が覚めたケットは
寝ぼけて入るものの慣れた手つきで布などを片付けた。
「ありがとうな!」
木にお礼を伝えその場を後に足を進めた。
残りのパンを齧りながら森を進む。
時間に縛られていないのんびりな旅
村や街に行き人と関わるのも好きだが、何もない時間や自然をただ歩くのも好きだった。
「空気が気持ちいいな〜」
「………ん〜」
けど、緑を見ていると少しモヤモヤした気持ちになっていた。
雨を見る時と同じ気持ちだった。
「確かに気持ちいいのにな…」
道に落ちてた木の棒を拾い
線を描きて進むんで見たり、振り回したり気分を紛らわした
「…わからん!わからんことは気にしない!」
「……ん?」
その時
ふわりと、風が変わった。
川の流れとは違う方向から、
ほんのりと“暖かい空気”が流れてくる。
「なんだ?」
ケットは立ち上がり、耳をピンと立てた。
(あっちか…?)
暖かさを感じる方へと歩き出す。
進めば進むほど、空気が変わっていく。
湿り気を帯びた、柔らかな熱。
だいぶ歩いただろうか、森へと戻れる道を通り小川を進むと
そこには
白い湯気をあげながら流れ落ちる、“滝”。
だがそれは水ではなく湯だった。
「……は?」
近づけば、ほんのりと硫黄の香りがする。
滝壺からは温かな湯気が立ち上り、
周囲の空気ごと包み込んでいた。
「温泉の……滝?」
ケットはしばらくぽかんと眺めたあと
にやり、と笑った。
「この上にあるかな?」
誰に言うでもなくその場で呟く。
腕をぐるぐると回し準備運動を始めた。
「いいねぇ!そういうの嫌いじゃねぇ!」
岩場に手をかけ、一気に飛びつく。
「おおおお熱っ!?いや気持ちいい!どっち!?」
湯しぶきを浴びながら、
滑りやすい岩を蹴り、手を伸ばし
何度か足を滑らせながらも
「っしゃああああ!!」
ついに滝の上へとよじ登った。
その先に広がっていたのは
湯気に包まれた、大地。
あちこちから立ち上る白い煙。
木造の建物と、石畳の道。
そして、穏やかな熱に満ちた空気。
「ここが…」
ケットは目を細めた。
「ユノアリスか…!」
その頬に、ふわりと温かな風が触れた。
お読みいただきありがとうございました!
次回作はちょこっとづつ書いていくので楽しみにしていただけると嬉しいです!




