第四十二話:舐めプのオケウエーと必死な男嫌いな少女による応戦
「はやあああーーーーーーーーーーー!!!!」
ガチャアアアアアアアーーーーーーーーーーーーングウウ!!!!
「ーーくッ!」
「どうしたー!もう【剣戟衝突後聖魔炸裂(ヘルネイア=アールシュヴァールイゼー)】を解除したのか―!?剣戟が交わされても炸裂した二つの聖魔力の波動がもう飛び散らないんだけど――!?」
俺の斜め下からの切り上げにロングソードを上から斜め下への握り持ちで受け止めたクリスに向かってそう聞いたら、
「ウるさいー!コの程度で~!?グぬぬぬぬ~~」
ギーー!ギーー!ギイーーー!!
俺の刃を押し返そうとしたが無駄のようだ。俺の聖魔力量の方が上だし、腕力もそうなので、彼女がどうあがいても押し返せぬのだ!
だが、その苦労してるクリスの顔を見ていても何の楽しみにもならない訳で、俺が、
「よっと!」
タ――!
後ろへと着地した俺。そしてー!
ター!
ガチャアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンングウー!!
恐らく3秒以内の動作だったのか、素早く飛び退ってから着地したと同時にオードリーみたいなバネ仕掛けの要領でまたも前へと駆け出していった俺が迅速なスピードで剣を上から振り下ろすが、ぎりぎりで受け止められたクリスが俺からの剣戟による凄まじい剣戟の衝撃でかろうじて吹き飛ばされずに済むー!
「グぬぬぬぬ~~!クそ!南蛮人の男ー!ノくせに~~!」
「南からやってきたのだがそれがどうしたー!その呼称はもう飽きたぜー!」
ガチャ―――――!!
またも鍔迫り合い状態から飛び退った俺は今度、上へと跳躍して、空中で浮遊するとー!
「これならどうだー!?一の型、【聖刃波斬】ーー!!」
ズシュウウーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーーーーー!!!
宙で浮いてる俺が斜め下のあそこにいるクリスへと2発の【聖刃波斬】を放つとー
「クー!~コんなー!」
シュウウーーーーー!!シュウウーーーーーー!!
見事に自身の聖魔力が纏われるロングソードで切り落としたクリス!
だがー!
「まだ終わっていないぞー!【聖刃波斬】、『12発連続連発』--!!」
ズシュウウーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーー!!!ズシュウウーーーーーーーーーーーー!!!
「クそ!ハああああああああーーーーーーーーーーーー!!!!」
頑張って俺からの12発連続で放った【聖刃波斬】を迎え撃っているクリス。
素早い剣の振り方で次々と俺の【聖刃波斬】を打ち消したクリスだったが、実は、今まで俺が彼女に向かって放ったこれらには俺自身の聖魔力をかなり絞って、威力と聖魔力量を小さく、弱くさせたものばかりだ。
つまり、もし俺が威力がもっと出る【聖刃波斬】を放つと、どうなるのかー?それを今から見せる!
「見事だが、さっきはまだ序の口に過ぎないぞ!今から、俺の本気の【聖刃波斬】を、とくと味わってみるがいいよーー!はああああーーーーーーー!!【聖刃ー】」
「オめおめと技が放たれるのを待つだけだと思うか、ソこのバカ者が――!!」
タアア――――――――!!
ほう?俺の剣から振り放とうとするこれを待つわけでもなく、跳躍して真っ直ぐにこっちへと向かうのかー?
偉いな、お前!
「コれでも受けろ――!!【紅獄溶解剣撃】------!!!」
クリス自身のロングソードを紅色のオーラで纏っているようになったそれは、俺に向かって振り下ろされようとする、
ガチャアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーンングウウ!!!!!!!
俺が自分の聖剣、イーズベリアにて受け止めるとー!おおおおうううーー!!?熱ーー!!?
「っわおおおーーー!!熱過ぎるぞ、お前のその剣戟ーー!!?おそらく溶解できる溶岩みたいな暑さか、それ以上の熱源があってお前のロングソードごしにこっちの受け止めている剣にまでその熱の振動が伝わったきたようだなー?」
「如何にもデスぞ、南黒人少年ーー!!コれでアタクシがキサマのその汚い黒手がもっと白く灰みたいに火傷するまでは止まらぬぞー!せやああああーーーーー!!」
「お前こそバカかー?お前の母親の所為で【あれ】が発動中なので、物理的ダメージはすべて精神的ダメージに変換されるだろうがーー!!?本気で俺の手が灰になるなんて考えー!バカげている話だったんだぜー!」
「タだの言葉の綾デス!イくらアタクシが男嫌いだからって、そこまでの残酷なことはせず、タだキサマを追い出したいだけデスからな!コの学院からーー!!」
キシシシーーー!!!ギシギシギシイイイーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
「セやあああーーーーーーーー!!!!」
「おおおおーーーーーー!!!」
火傷しそうな激痛を両手で感じながらも、なんとかイーズの柄を握り直して押し付けてきたクリスからの抑え込みの【紅獄溶解剣撃】が纏われているロングソードを必死に押し返している俺がここにいるのだ!
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森のとある枝の上に座って、観戦をし始めるオードリーとジュディに切り替わると:
「わああおーー!!オケウエーさんってもっと強くなりましたよねー!去年、あれほど数々の試合で活躍したことあるあの【純粋なる淑女研鑽会】のクリスティーナさんと互角以上に、というか、軽く凌駕してるだなんてー!」
「……そうだわ。やっぱり、…オケウエーに言われるまでもなく、聖魔力量が殆ど尽き欠けているあんたとさっきの必殺技の連発で消耗した私が参戦しても意味なかったから、こうして観戦するだけいいって彼が言うのにも賛成したわね」
「うん!特等席で観戦できたんですからね、私達~!ああ、~見てオードリーさん!なにか仕掛けようとしますね、オケウエーさん!」
「-?あれは……」
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「はあああーーーーーーー!!!!弐の型、【百回連続聖斬早歩激駆(ハンドレッド=タイムズ・コンティニューオッス=ホリースレーシュ・オブ・クイックアンドスイーフト・ステップス)】ーー!」
もうこの熱さでやる『鍔迫り合い』は御免こうむりたいので、思いついた的確な反撃の方法である【これ】を発動した俺!
さっき、クリスの『聖魔力量が同格じゃないと精霊魔術が効かない』なんとかっていうクリスの精霊の権能が働いていてどんな精霊魔術を俺が使っていても無効化だったり、霧散するはずだったけれど、今の俺の聖魔力量なら、こうして、美しい剣舞さながらの舞踏を雷神のごとく100斬の斬撃をしながらこの至近距離でクリスの剣を押し返せた程の威力のある最初の1撃から99斬の斬撃を彼女の周りで踊りながらぐるぐる回っていて切り刻みまくっている俺がいるのだったー!
「ガああぁーーーッ!!」
前に、俺がヒルドレッドと戦った際に、学院長がもっと強力な結界を張らなかったから、俺がヒルドレッドとの戦いを経てあの小さな騎士によって血が一杯でた傷だらけの試合を余儀なくされたんだったが、物理的なダメージは精神的なダメージに変換される、今の最も強力な方の結界を学院長が張ってくれたから、こうして心置きなく、クリスに対して気持ちよく切り刻むことができたー!
【百回連続聖斬早歩激駆】で以って、彼女に傷口ができている訳がなくても、99斬撃によるおびただしい程の『精神的切り裂いたダメージ』を彼女が15秒間で味わうことになったんだから、さぞ痛すぎるだろうなぁって思って見てみれば、
「クーーーッ…………」
気を失っているのか、両眼を閉じて、地面に落ちてゆくクリスの姿が見えたのだ!
それにしても、……やっぱり学院長の【あれ】はただ精神的なダメージに変換してくれてはいるが、服装までカバーしてないので、今のクリスの制服は俺の99斬撃からの切りつけで悲惨な状態になっているようだねー!
っていうか、両肩も腕も胸の辺りもお腹も足のあっちこっちも肌が露出するようになるほど破けてばかりする服の生地ってエッチすぎて、見るに堪えないんだが………
だって、凝視しちゃうと、俺のあそこヤバくなってるかも!
肝心な箇所をあまり見ないようにしながら、クリスがゆっくり落下していくのを見ると、
バサ――!
地面に倒れたクリスがいるんだけど、本当にこの戦いはもう終わったのかなー?
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