二十三話:麗足の舞姫嬢オードリー
クリスタルの大洞窟の第二階層にて:
「もぐもぐ…もぐもぐ…」
「「「「「 あぁぁぁ………」」」」」
今の俺達は、第二階層に入ってすぐにある【休憩場】にて、昼飯を食べてるところ。各階層にはそれぞれ、【樹界脈】の分脈ひとつでも流れて通っていない【開きの場】がいくつかあり、基本的には上階へと続く通路と一番近い箇所が休憩場として指定され、こうして俺達はここで昼食を取っているのだが………
「もぐもぐーぐむ~!もぐもぐーぐむ~!」
クレアリスの『大食い癖』がまたも披露され、俺達を唖然とさせた。
そのうち慣れるもんかと思ってたけど、あのフランクフルトとチーズパンに噛り付く様はまさに猛禽類そのものの迫力があれ、未だに反応に困る俺達5人だった。
ちなみに、俺達の取る食事はランチボックスなら異空間収納で保管してもいいし、正面の床に上品な正座をしながらガツガツ食ってるクレアリスに至っては【魔道通信機】を通して、上の入り口の階に待機しているはずの教師陣に頼んで飯を注文することも出来る。
しかし、注文したオーダーを運んでくれる者は【戦場給食運搬部】という2年生だけ入部していい部活で、こういう仕事を担当してくれる先輩達は学院での欠席も単位減数どころか、むしろこんな大事な任務について単位の点数が大きく割り振られる。
そして、異空間収納は長くても7時間しか食べ物を保管できないだろう。超えると、中にある【純正聖魔力気】の浸食を受けて、食べ物が石化してくから。
ちなみに、【純正聖魔力気】は【聖魔力】の下位互換で、南大陸にいた頃の俺でもそれを通して使える唯一の『初級の物理法則無視魔術』である【異空間収納】にて、大勢のゾンビー化した動物を中に入れた事が日常茶飯事だった。
「さっきは何だったのよ、オケウェー?」
「ん?『さっき』っていうのはどういう事なんだよー?」
クレアリスがまだ膨大な数の食べ物に集中している間に、話題転換でもする気か、いきなりオードリーにそう話しかけられた。
「『さっき』は『さっき』なのよ、まったく!そう、なんで【決められた戦術】を無視して、私を置いて先に走っていったのよー!?」
まだあれのことを引っ張るつもりか?
「だって、あの時はしょうがなかったんだろう。あのデカい『レイジ・エイプ』から叩き潰される寸前だったんだろうー、ニナが。先へ助けに行ったっていいじゃないか!」
「たとえそうだとしても、まず私に一声でかけなさいよー!もう【近距離転移術】を習得してきたから一緒に行って【戦術通りに】私と オケウェーが二人1体の『前衛コンビ』となって交戦してたっていいじゃないのよー!このバカ南黒人オケウェー!」
「なんだと、この『足癖悪い少女ちゃんー』!」
「なんですってー?そこの『南蛮人変態少年』~!そう言ってるだけが得意ならそこへ直りなさいよ足じゃなくても拳一発でも見舞いしてやれるわよー!」
「「こーーこの~~!!」」
「あ~はははは……さっそく喧嘩おっぱじめてしまったっすね、チームリーダーの二人」
「もう!喧嘩は駄目ですって言ったのに、二人はいつもああいう調子なんですからー!」
「ふふふ……でも、まだ殴り合いに発展しない限りまだいいわね。あの決闘が終了した以来、直接的な暴力はどっちも避けてるっぽく見えるわ」
「お~ほほほ!才能と実力だけをお持ちしながらも振る舞いと品格だけはわたくしの下をお行きになってるそこの脳筋男女二人ですわね、お~~ほほほほほほほ!!」
………………………………
………
「「はぁぁ……はぁぁ……」」
「もういいですか、二人ともー?血管切れてないですよね、流石にー?」
口争いに疲れて一旦黙ることにした俺とオードリーに、蚊帳の外にいたはずのジュディにそう聞かれた。
「こいつがいきなり罵倒してきたから悪いんだよ……」
「あ、私だって罵倒したくて罵倒した訳じゃないのよ、この鈍感少年ー!少しは人の意図してるとこを察しなさいよ、ふーん!」
そっぽを向くオードリーにそう言われてるんだけど、何が言いたかったんだよ、その『意図してるとこ』はー!?
「要するに、オードリーが オケウェー君に、『万が一の事』が発生してないか、確実に保障するために【戦術通り】に行きたいけれど、オケウェー君の先走りに置いていかれて怒ってるだけ、そうよねー?」
「え!そうなのか、オードリー!?」
「ふ~ん!」
俺に訪ねられ、ただ鼻を鳴らして両目閉じたままそっぽを向いてるばかりで俺を見ようとしない。
「あははは……まあ、このチームのリーダー二人の片方に何かあったら、戦術を立てようがないそうですから、オードリーさんがきっとオケウェーさんの身を案じてるだけじゃなくて、チームメイト全員のことも考えてるんですよね、ねー?」
おう!ナイスフォローだ、ジュディー!
これで、俺のためにだけじゃないって逃げ道をオードリーのやつに与えて、気分を直してもらおう!
「……そ、そんなところよ、ジュディ。ま、全くね!こ、これ以上、チームの迷惑にならないよう、…気を…つけてぇ…」
ん?声が小さいんだけど、俺に視線を合わせるか合わせないかのようなもじもじした動作で微妙な表情してる。なんか顔も赤いようだし、熱でもあるのかなぁ……
「俺に何か言おうとしたー?」
「だ、だからー!これ以上、チームの迷惑にならないよう、気をつけて頂戴って言ってるわよー!そして、そのゥ………」
ん?今度はなになにー?
「さ、さっき……あんたに、そのゥ…『バカ南黒人』って罵倒してしまったこと……わ、悪かったと思うわ…わよねー!だ、だから!こ、これ以上……私の事をあ、『足癖の悪い少女ちゃん』なんて言わないでよねー!?変な噂立っちゃってドレンフィールド家の名に泥がついてきそうだから、ふーん!」
なるほど。まあ、そちらが反省してるなら、こっちもそいつをそういうふうに呼んだことを謝ろうじゃないか。
「わかったよ、オードリー。もうそんなことは言わないから、お前からも変な呼び名で俺を呼ぶんじゃないぞ~!」
「ふん!そんなことも百も承知だわ~!だから、これからも先走りしないでよねー!?」
「おう!」
「あら~?でもオケウェーサンの言うところの『足癖悪い少女ちゃん』って、あながち間違いではなくてよー?」
ん?ヒルドレッドからまたも話が蒸し返されるような事言ってしまったような気がするんだけど、なんでー?
「ちょ、ヒルドレー!あれのことをー」
オードリーが話を静止しようとして、片手をヒルドレッドに向けたままあちらへ近づこうとしたようだが手遅れのようだった。既にヒルドレッドの口からこんな言葉が発せられてるからだ。
「『麗足の舞姫嬢』でしたわよねー?去年の王宮の舞踏会に参加して、貴女がその美麗な脚と優雅な足さばきを活用して、あの時の華麗なダンスをお披露目しましたっていう一大事なイベントが」
ほうー!?それは興味深い話のようだねー!ならー!
「ヒルドレッド、その話をもっと詳しく聞かせてくれるー?オードリーがダンスまでも上手いとは初耳だぞー?(彼女の家ってただの脳筋家系のバトルジャンキーな人ばかりかと思ってたから)」
「お~ほほほほー!わたくしからオードリーの失態を新人の学院生サンに聞かせられる日がくるなんて~~、運が良いにも程がありますわね、おほほ~!なら良くてよ、話ならこういうものですわ!
………………………………………
………………
一年前の春休みの最中、四月の二日の王城内のボールルームにて:
当時、わたくし、ヒルドレッド・フォン・オールズティニアは22歳のお歳をご迎えになっておられるガブリエル王子殿下様の誕生日会に参加するように、招待状の内容に従った形で殿下が色んな良家の淑女達とダンスをするここのダンスホールへと参りましたわね。
これがその時、わたくしが目にした光景ですの。
「ヒルドレッド様!お久しぶりですけれど、今日もまたと華麗な紅色のドレスを身につけてらっしゃるようで素敵ですわー!」
「 ヒルドレッド様、ご写真を一緒にお取りになって宜しいでしょうかー?」
格下の令嬢二人に絡まれてるわたくし。一人だけあの気持ち悪い『魔道映像記録器』まで向けてきてるし、なんて俗な真似を!
まったく、わたくしはこんな華やかだけれど精霊術と何の関係もない踊りの事は苦手だというのに、更に愛想笑いまでしないといけないなんて~~!まあ、王族側からの御招待は断れないわよね、さすがに。
「ええ、もちろんですわよ、あちらでならー」
「「「「おおおおーーーーーーー!!!!」」」」」
いきなり感嘆とした声が会場内で木霊してきてるので、何事かと思えば、あそこの入口の両開きのドアへと視線を向けると、
「………」
「にこにこ~っ」
このダンスホールへと入ってきた二人の男女をこの目で確認できましたわね。
二人揃って、手を繋いで優雅に歩を進ませてきました。
どっちもわたくしみたいな金髪をしているんですけれど、わたくしよりも濃い色素の方。
女性の方は10代前半の若い少女で、清潔感満載と神聖な雰囲気が融合した最高な真っ白いドレスを身に付けていますわね、あれはオードリーで間違いありませんー!
長いウェブ型のブロンドヘアーが如何にもそのドレスと足が履いてるガラス性のハイヒールにぴったりか、淑女たるわたくしでも理解できましてよ、おほっ!
なんか表情が優れないようですけれど、王子殿下様と一体なにがありましたの?
そして、彼女と手を繋いでるショートヘアな爽やかな表情を浮かべながら満面な笑みを会場内のみんなサンに振る舞ってらっしゃる方がいらっしゃるのが見えましたわね。
あの高貴な雰囲気が窺える高身長で品格が高い白いスーツと赤くて長いブレイザーを羽織ってる、女性のような雪みたく白い肌をしている男性こそが、このレイクウッド王国の第一王子にして、次期国王様の王太子殿下、ガブリエル様ですわね。
国王陛下様と同じく、あの【最悪な一年間】を無事にお乗り越えになられてる方ですもの。街中にも彼の端正なお顔を載せる新聞の画像と数年前に発明された映像記録器が取ってきた彼の御尊顔がお写りになられてる写真も多いし、見間違えるはずがありませんわ。
「さあ、音楽も流れてるようだし、さっそく踊ろうー、ワルツでね」
「ええ、分かりましたわ、殿下」
「おや?なんか顔色があまり優れないようだけど、もしかして体調でも悪いのかね?」
「いいえ、別に。ただ、どう踊っていいか分からないだけですわ」
「これは意外にも冗談が好きのような乙女だね、オードリー。王立中等学院に2年も続いて、『黄金の舞姫』とまで壮大な呼び名がつけられてる君からそんな事が聞けるなんて……王族に対する冗談も過ぎると、些か問題になるとは思わないのかい?」
「滅相も御座いません、殿下。ただ、『このボールルームで』がどのような作法で、どのようなマナーを心掛けて踊ればいいか困っているだけですわよ。それに、ワルツといえば」
「ああぁ…確かに、ワルツは君の…姉が得意としているダンスだったっけ?懐かしいなぁ、あの頃のニールマリエー嬢。…いいや、それとも、ニールマリエー『大聖霊術師』と言った方が君の最も喜ぶ呼称なのかな?」
「そ、れっ…!くっ~」
あら、そこでオードリーと殿下が何か話し合いながら、料理がいっぱい並べられてるテーブルの前をオレンジ…ジュースの入ったワイングラスを飲んでるそうですけれど、何故かオードリーの顔に苦悶の色が浮かびそうな………
………
「おおおーーーーー!!!」
まあ、ちょっとお手洗いから戻ってきたら、あんな大歓声が巻き起こってるなんて、もしかしてオードリーと殿下がー?
「ふふ、どうやら僕達のワルツが気に入ってる子も多いようだね、オードリー。まあ、これも君が完璧な足さばきで僕の動きに合わせてくれたからかな?」
「そうみたいですわね。それで、私を殿下の誕生日会にご招待して頂いて、何かご目的がおありの様ですと推測できますが、もしかして、『例の件』でしょうか?」
「ええ、君の思った通りのことそのままだよ。じゃ、ここで話すのもなんだし、少し人がまばらな外の大ベランダへと移しましょう」
…………
「では、単刀直入にいう。オードリー、君は早く僕の婚約者になってくれ」
「……やっぱり、ですわね。前にもご縁談の話が伺えたのですけれど、その時はドレンフィールド公爵からの拒否の旨が王城のそちらにもお届きになられたとお伺い致しましたので、どうしてまたも今日という今日で私にお誘いなさるんですの?」
「……これはこれは、ご丁寧なようで実につれない返事で返されてまあ~。王子の僕もびっくりしたぐらいだよ。リラックスして話せば?」
「それは出来かねます、殿下。将来を殿下と一緒に過ごすという選択肢はありませんので」
「………さすが、というべきだね。まあ、君が断るのも計算済みのことだけどね」
「どういうことですの?」
「…オードリー・フォン・ドレンフィールド。レイクウッド王国が建国されて370年も経ったんだけど、精霊術使いの一家として最も優れているのは君の家系であり、数多くの優秀な『大聖霊術師』を200年もの以上長い間に排出してきた。元々、貴族の影響が他国よりも高いこの国の上に、更に実績も名声も何もかもトップ3クラスに入っている君のドレンフィールド家なら、父も傷心中で妹たちまで失っている今の君達でさえも我が家に対して、縁談の拒否をするというのも造作ないことなのは分かってることだ」
「話が分かるなら私を帰して頂けませんか?他にも大事な用事がありますので」
「まあ、話は最後まで聞け、オードリーよ。僕からは単なる良い提案があるだけだ。それを吞むかどうかは君の自由さあ」
「話の本筋が見えてないようですけれど、早くはっきりしてくれませんの?」
「簡単な事さ。君が僕と婚約を結べば、『あの最悪な日』で失った何もかもを取り戻せるチャンスを今の僕が与えられるって言ってるんだよ?」
「……?それはどういう意味ですの、殿下?」
「君もよ~く知ってる通りに、あの悲惨な日からはさすがに王国きっての最強な『大聖霊術師』の定職従属がなくなった事は王国にとっても重大な打撃となったとも言えよう。それが原因で、長い歴史を誇っている君のドレンフィールド家にも綻びがやっと生じることになっただろう?」
「…………」
「沈黙を決め込むのも無駄なことだよ。続いて話すと、ドレンフィールド家が成り立った220年も前の頃に、現在に亘るまでに色んな素晴らしい功績と貢献を歴史に残してきた。なので、その名声の高さで莫大な富と信頼関係、影響力や発言力までもずば抜けて盤石とまで謳われていた君のドレンフィールド家だったが、あの『最悪な日』が経ってからそれらを支えていた基盤と土台もつい綻びが生まれ、現在に至っては君の家も昔のような絶大なる資産と影響力まで何もかも衰えてきてるようになった。違わないかい?」
「そ、それは………」
「だから僕と婚約を結んで、最後は結婚までするんだ。そうすれば、子を成して現在における王国の深刻な『姫のない国』って問題も解消されるはず。さあ、どうする?明らかに君の家を立て直したり再興したりするためにはもってこいの相談だろう?」
「………」
「幸い、君も中等学院に入ってからは公共イベントにおける礼儀作法も完璧だし、ダンスも聞いてきた通りに最高クラスだし、ヴァイオリンもピアノも両方を奏でることが飛びっきり上手だとも聞いたこともあるので、『理想の女性像』を妻に求める王子の僕としては申し分ない相手になるんだけど?」
「………」
…………………………
ああ!オードリーがあそこのベランダで王子と一緒に何か会話に興じてるようですわ!
なんの内容でしょうかしら………え?
へええーーー!?なにそれー!?
「本当に無理~!殿下、今日のところは許してよねー~!私、お腹が痛いので今回ばかりは失礼させて頂きましたー!」
あそこから、華麗なるダンスをご披露目中のオードリーがその踊ってる態勢そのままに、ガラスのハイヒールの醸し出してる魅惑的な足さばきを会場内に残しながら、その美麗なる素足とふくらはぎが見えてる中の正確無比なダンスをしながら退場していった様は見事中の見事だとしか言えようがありませんわね!
…………………………
……………
「だから、その時から、王子から逃げるために披露したあのダンスが有名な一大事な事件とまで語られるようになった、オードリーの『麗足の舞姫嬢』としての呼び名が定着したきっかけとなっていましてよー!」
「なるほど……」
「そして、後からになってオードリーに真相を問い詰めたところ、彼女が王子殿下からの婚約の誘いを断ったという事実を打ち明けてくれましたわ。まったく! いくらドレンフィールド家が武闘の家系であり、代々伝わる伝統的決まりである『王家への直接的関わりを持たざるべし』があっても自国の王子殿下様をああも乱雑に婚約話を断るとはとんだ非常識なことですわー!」
あの時から国の王子様からの誘いも断れるとか、前々からのじゃじゃ馬っぷりなお嬢様だったな、オードリー。
道理で胸を触ってしまった『ただの平民の俺』をそんなに恨みがましい言動と執着を見せられたものだ。王子に対してもああいう度胸のある行動ができたなら、王族でも貴族でもない俺にきつく当たれるのも納得できた。
「ふーん!あの時はガブリエル王子からの誘いがしつこぎて、本当に困ってたわよー!なんとか平静を保っていられるよう必死にダンスをしながらの退場を決行したわね!」
「でも、オードリーって公爵家の令嬢だろう?国の王族がいつも見合いの相手を探して良いのは他国からの王族との『政略結婚』か、あるいは自国の最高級貴族家である『公爵家』の者との婚姻のどっちかに限るらしいが、その四大?だったっけ?四大貴族のうちであるお前が断るとなると、有力候補が残ってるのは後、3家だったんだよね?」
「ええ、その3家の内に、300年もの長い月日を誇る我が国の歴史には王族との婚姻が盛んで定番となっている家系が2家だけとなっているわ。それはアールリングタン公爵家とゼグラー公爵家のことなのよ」
「『イルレッドノイズ家』がその内の2家じゃないなんて……ほら、あの学院長の家も四大貴族だってんだろう?」
「それなら、学院長の家は元々、私とそこのヒルドレのオールズティニア家同様に、王族との結婚ではなく、精霊術使いを排出するために役割が暗黙で決められてる家訓あるわよ。それも王族側も王宮側にとっても周知の事実だわ」
「なるほど………」
この国について色々な有力で役に立ちそうな情報が聞けて助かった。だが、時間も惜しい。
「国政の情報について様々なことを聞かせてくれてありがとうな、オードリーとヒルドレッド。そこのクレアリスも俺もみんなもどうやら話を聞いてる最中にほとんど食べ終わったようだし、さっそく前へ進もう、第二階層の奥へ」
「「「「「 はい!(また一人で仕切るつもりなのー!?) 」」」」」
オードリーのいつものツンツンとした突っ込みを除いて、気合の入った了承の返事を返してくれるチームメイト全員だった。
………………………………………………
……………………
______________________________________




