<幕間>ある日のトナカイとリリー
リリーとトナカイの挿絵入りです。(落書き品質)
想像上のトナカイ&リリーをお持ちの方はご注意下さい。
若干メタっぽいことを喋ってます。
「今日もいい天気なのよぉ」
「そうだねぇ」
「こんな日はあてもなく散歩するのがいいのよー」
「そうなんだねぇ」
「せっかくだからおてて繋いで歩くのよー」
「うん!」
「「……」」
「ところで、何で私たちモノクロなの?」
「それは何となく触れたらあかんやつだと思うのよぉ」
「そうなんだ……」
「実はリリーの見た目とかほとんど触れてなかったから、今回初公開なのよ?」
「私、こんな姿形だったんだねぇ」
「どんな姿でも、リリーはリリーなのよ」
「トナカイ……それ、今の姿が微妙ってことなの?」
「そんなことはないのよー。かわいいと思うのよー」
「えへへ……そ、そうかなぁ」
「うむ、少なくともトナカイよりは気合入ってるのよ」
「「……」」
「トナカイのモフモフさは、見た目じゃ伝わらないから……ねっ?」
「別に気にしてないのよ」
「と、ところで今日のご飯は何なの?」
「今日はリリーの好きなお肉料理なのよー」
「わーい、うれしいなー! はやくご飯の時間にならないかなー!」
「今日も腕によりをかけて作るのよー」
上手に絵を描けるようになりたい……切実に。
 




