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学級委員長に立候補したわけは…
入学二日目。この日は校内を案内されて教室に戻った後、係決めが行われた。
担任が黒板に決めるべき係の名称を書きだした。女性の先生らしい優しい文字だ。
「誰か学級委員長に立候補する人は居ないかしら?」
「はーい!」
私は即座に手を挙げた。副委員長に彼を指名するために。他に手をあげている者は居ない。
「じゃあ、松井さんにお願いするわね」
「それでは副委員長は私が指名したいと思います」
私は彼を見る。
「お前、バカか!」
入学二日目。この日は校内を案内されて教室に戻った後、係決めが行われた。
担任が黒板に決めるべき係の名称を書きだした。女性の先生らしい優しい文字だ。
「誰か学級委員長に立候補する人は居ないかしら?」
「はーい!」
私は即座に手を挙げた。副委員長に彼を指名するために。他に手をあげている者は居ない。
「じゃあ、松井さんにお願いするわね」
「それでは副委員長は私が指名したいと思います」
私は彼を見る。
「お前、バカか!」
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