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二章 第五十一回

「止まれた? …ああ、動かなくなったということですか?」

「はい。自分の意志で停止出来る状態に、ほとんど戻ったそうです」

「ほう…。それは、よかった」

 つくだ教授は上山からマヨネーズを受け取りながら、そう云った。

「そうそう…。これは滑川なめかわ教授にも云ってもらいたいんですが、私と平林に新たな展開があるかも知れないんです」

「えっ? それはどういうことでしょう?」

「まあ、私のソレによってなんですがね」

 上山は佃教授が握ったマヨネーズを指さした。

「これですか。これが、どういう展開を?」

「ええ…。ですから、平林で効いたマヨネーズを私が口にして、果してどうなるか? という展開ですよ」

「と、いいますと?」

「私が平林を見えなくなれば、それはそれで、ひとまずはTHE END なんですが…」

「今までどおりだと、どうなるんです?」

「そこなんですよ、問題は。平林の方には新しい展開があったんですが、私の場合はどうなるのか、今は、まだ何とも云えません。っていうか、私にもその先は未知数なんですよ。だから分かっていて云えないんじゃなくって、分からないから云えない、という意味です」

「なんか、ややこしいんですね、霊界がらみだと…」

「ええ…。まあ、このことは、霊動学の教授だから云えるんですが…。普通の人に云えば、変人扱いですよ」

「ははは…、そりゃそうです」

 上山は佃教授の賑やかな笑顔を久しぶりに見た。

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