7話 お願い
お昼に書こうとも思ったがあそこで止めたくなかった…
「ん?なーに?」
不思議そうにそう聞いてくるカルマ、出会った時からやってみたかったことがあったのだ、それは
「髪の毛の手入れを、したいな…って」
「そんな事ならぜんぜ…あ」
そう、彼女の腰まで伸びる美しい白髪、それを洗って乾かしてなどこういう時にしかできない、この絶好の機会を逃すかけにはいかないのだ
「え、えとそっち行って背中向けるから、それでいい?」
「えぇ!ぜひ!」
そういって浴槽のふちに手をつきながら髪の毛洗わせてもらう
「ふふっさっきから敬語とタメ口ちょっと混ざってるの可愛い」
少し話しながら手入れを進めていくとそんな話をしてきた
「しかたないじゃ、んずっと敬語だったんだから」
「ほら今も、って、あんま言うのもよくないか」
いじられるのは嫌な気はしないがいじり返したくはなるものだ
「カルマも、さっきから少し肌に手が当たるだけでビクッてしてるけど?」
「あ、ちょっと、それはなしっいじってごめんって!」
「じゃあ、お互いさまということで、でもちょっと我慢してくださいね」
「はーい結構手馴れてるみたいだし、まっかせちゃおー」
かわいらしく鼻歌を歌う彼女の髪を洗い終え一緒に泡風呂に入る
レノヴァは先に出ると拒否しようとしたが今更とカルマに言いくるめられた
「にしても泡で形作るの上手いねぇ今にも動き出しそうだよー」
よりによって正面に座った彼女はレノヴァの泡を見ながら感嘆の言葉を発する
泡のおかげで体は隠れているがカルマは意外と大きいのだ身長に対して持つものが大きいため目立つのは仕方がないが、レノヴァも男の子だ、意識しないというのは無理がある
それに今二人を隔てるのは安心できる服ではなくいつでも消せる泡なのだから、猶更
「さ、さて、そろそろ出ましょうか」
これ以上みてるとカルマにいろいろいじられそうなのでお風呂場を後にする
途中でカルマが一緒に出ようとしたため全力で止めたりこの日のお風呂場はにぎやかだった
「やれやれこうもいい反応をしてくれるならまたやりたくなるではないか」
距離も縮まって上場♪とサンクトゥムもまた、この状況を非常に楽しんでいた
数分後寝室でカルマの髪を乾かしてしっかりケアをした後
「というか、ずいぶん手馴れてるけど、もしかしてだれかでやったことがあるの?」
「いや、カルマ、がはじめて、あった時から気になってて調べたり聞いたりはしてたけど」
やや敬語がないことに違和感があるがこればっかりは慣れなければと言い聞かせる
「ならいいんだ、私だけこんなに近くにいる神放って他の神のところにでも行ったのかと」
嫉妬してる、かわいい
「今日は疲れました、もう寝ますねおやすみなさいカルマ」
「ん!おやすみ!レノヴァ」
そういってベッドに横になるベッドもベッドでそれぞれの部屋に置けばいいものを家を作る段階でなぜかカルマと二人の寝室が作られていた、そのうえいつもカルマが潜り込んでくるので気が気でない。ただ以前よりは距離も縮まり少しは楽になれそうだ、そんなことを考えながら夢に旅立った
…もう、寝たかな?
「ふー顔熱…」
当然平然を装っていたがカルマも神である前に一人の女の子目の前の男を意識しないわけにはいかないというかもはや好きであることは自覚している
「ふふっ、髪の毛、つやつや伸ばしててよかったなぁ」
「結構体しっかりしてるんだ…」
泡をこちらに持ってくるふりをして少しづつレノヴァを露出させていたのだが普段からはあまり想像できなかった彼の体は思っていたより筋肉が付いていたあと少し時間が立っていれば顔は真っ赤だったはず、あそこで切り上げたレノヴァには感謝しなければ
「うぅ、私、変な体してなかったよね」
最近レノヴァがくれる食べ物やお菓子を頬張り続けているカルマはいきなり訪れた異性との入浴は完全に予想外だったがレノヴァがあまりこちらを見ないものでどう思われていたかもあまりわからなかった
「レノヴァ、恋愛とか分かってるのかな…」
それでも好きになってしまったからには絶対に落とさなければと決意を固め、今日は珍しく自分のベッドで眠りにつくのだった
次こそお昼投稿!




