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こくはく(いち)
あの日降り立ったホームで
私を呼び止めたあなた
駅を行き交う人波が
二人だけを残していく
少し驚いたふりで
おどけてみせようとしたけど
真面目な顔で
あなたが見つめる
ちょうど六年目の秋が過ぎ
いつかこんな日が
来ると思っていた
あなたの唇が動いて
その声が
動き始めた地下鉄の風に
かき消されていく
そして私は
そっとうなずいた
………大切なものは
いつも目に見えない。
だから…………、
今日を、今を、この瞬間を
あなたとともに…………。
あの日降り立ったホームで
私を呼び止めたあなた
駅を行き交う人波が
二人だけを残していく
少し驚いたふりで
おどけてみせようとしたけど
真面目な顔で
あなたが見つめる
ちょうど六年目の秋が過ぎ
いつかこんな日が
来ると思っていた
あなたの唇が動いて
その声が
動き始めた地下鉄の風に
かき消されていく
そして私は
そっとうなずいた
………大切なものは
いつも目に見えない。
だから…………、
今日を、今を、この瞬間を
あなたとともに…………。