↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/10

0話

 狂乱と退廃の時代を前に、最後の魔女《ザ・ラスト・ウィッチ》は死んだ。

 その死は、魔法の終焉を意味していた。

 ご愁傷様だが、魔女が死ぬには相応しい時代だ。

 誰もがそう口にしていた。私だって。

 そのはずなのに――。


 私は、魔女を見た。

 巨大な月を僕《しもべ》のように引き連れて。

 ふんわりと頭の上に前に浮いている。

 その姿は、かつて幼少の頃に畏れた、おとぎ話の魔女だった。


 魔法や魔術はカビの生えた知識。

 魔導具は胡乱な骨董品。

 そんなふうに囁かれる時代。


 彼女は、五番街の南端を折れた先、高層ビルの足許に転がる小さな魔導具修復店、〈ド・ドラーク〉にいる。

 その店の見習い修復士として。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。