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ユートはアボロシニを睡眠学習している間にオーストラリアの鉱山を探すことにした。要塞艦エクシールのサーバーには12世紀のオーストラリアの情報や鉱山の位置まで記載されていた。ユートは特に鉄鉱石と石炭、金、銀、銅に注目したすぐに捜索隊を作り小型船で配下を送り込んだ。
鉱山はアボリジニが多く住むマレー川の近くにはなかった。石炭は大陸の東側の山中にあり鉄鉱石は西側にあり金銀銅は南側に偏っていた。そのすべてに兵士を向かわせた。要塞艦エクシールはユート一人でも操縦できるほどオート化されているので1万のアンドロイドのうち900体を鉱物探査に向かわせた。
残りの9,100体は残っているアボリジニと協力してマレー川の堤防などを築いていた。その時にはシャベルカーに運搬船にローラーなどを用いた。アボリジニたちはそれらの機械に驚いていた。
そして本格的に農業を取り入れていく下準備をしていく。マレー川は川幅が広いそれでも要塞艦エクシールを使い橋を架けた。川の反対側にいるアボリジニも合流してきた。そのアボリジニたちにもおいしいものを与えて手なずける。
ユートはアボリジニに神と思われていた。ユートはそのことを利用してアボリジニを思うように動かした。
1か月がたった。初めに睡眠学習を行った2,550名の教育が終わった。その者たちが艦から降りてくる。すぐにユートに駆け寄ってきた。
「ユート様、素晴らしい知識の数々を伝授いただきありがとうございます」
「私もお礼を」
「「「「「「「「「「「ありがとうございます」」」」」」」」」
アポリジニたちは自分たちの子孫に災いが起こることを知ってしまった。相手はイギリスだ。イギリス人はアボリジニから土地を奪うために殺し。そのあともスポーツのようにアボリジニ狩りを楽しんだ。あとはヨーロッパで流行っている病気に抗体を持たないアボリジニは病気に侵され数多くの者が死んでいった。
「皆の気持ちは分かった。それでその知識は仕えそうか?」
「はい、まず族長に話してわれらアボリジニが一丸になって挑まなければならないことが多数あります。それを成しえるためには皆で国家を作ることが重要だと思いました。それと予防接種が必要だと思います」
「予防接種はこちらで行う。心配はいらない」
ユートは要塞艦で米納接種の準備を行っていた。
「私もそう思います。愛国心を持たなければ烏合の衆の集まりとなります。ヨーロッパの列強にあがなうことはできません」
「私も賛成です。まずは国家の礎を作るために狩猟民族ではなく農業で生活できるように生活を変えていかなくてはならないと思いました。定住しないと国家が作れません。それと貨幣の導入です。貨幣で売り買いをして国を富まさなければなりません」
勉強してきた者たちは明るい顔で答えていく。狩猟民族は国家を持たないものが多い土地に愛着審がなくなる。部族ごとに統率されていては軍隊にかなわない。国防のためには定住して国家を築く必要がある。
「みんなそれぞれの考えはあるだろう。ほかの仲間も同じような教育をしていくつもりだ。初めに教育が終わったお前たちには農業から始めてもらいたい。あとは医者だな。病院と薬はこちらで用意する。貨幣はこちらで準備するから任せておけ。生活には肉も必要だ。牧畜も行ってほしい。カンガルーの牧畜や。トードーを飼い増やすのもいいかもしれない。あとは牛だな」
ユートはうれしくなった。ヨーロッパの人たちが世界の原住民を虐殺することから救うことができると思った。
「そうですね。狩りをするのではなく牧畜で肉を増やすことも大事ですね。それに漁業も必要ですね。それと富国強兵ですよね」
ユートの一番聞きたいことが聞けた。
(ただ国を作るだけではだめだ。兵士を育てなくてはいけない。そのためにも軍学校が必要だ。その知識は今回のメンバーに植え付けている。あとは武器の援助と交易や海からの攻撃に備えるための船がひつようだ。岸壁には迫撃砲も配置も必要だ。)
「そうだ、お前たちには強くなってもらわなければならない。そのために俺はここに来た。いずれ来る敵に立ち向かうためにも必ず必要なことだ、初めに貿易で使う船と武器はこちらで用意しよう。その後ことはお前たちに任せる。鉄鉱石の鉱山と炭鉱はこの大陸にあるのでお前たちの知識と技術がまともに伴えば新たな武器や船が作れるようになるだろう。頑張ってくれ」
「はい、まずは農業からですね。何を作りましょうか?」
ユートは米も作ってほしかった。
「まずは、主食である麦と米だな。あとはやせた土地でも栽培できる紅芋にジャガイモだな。服を作るための綿花も必要だな。あとは副菜に必要な野菜などが必要だな。種はこちらで用意しよう。牛や鶏も用意する」
教育を受けたアボリジニはすべての専攻科目を習得している。その中には農業大学の知識も含まれている。種を準備すればどのように栽培するかはおのずとわかるはずだった。
「「「「「「「「「「ありがとうございます」」」」」」」」」」」
「お前たちは族に戻り次に教育が必要な30名を連れてこい」
こうしてユートはアボリジニを教育していく。しかしアボリジニ与えた知識だけでは富国強兵には不十分だった。職人を育てなければならない。そして彼らは医者の教育も受けている。病院を建てるのもいいかもしれない。ユートの望みは膨らむばかりだった。
そして次の105部族の各30名が来た。ユートは兵士に任せて彼らに教育を行う。いろいろな知識を1か月で覚えさせることはかなりリスキーなことだったがどうにかうまくいっている。ユートは初めて教育を受けた者たちにツルハシやシャベルに鍬を渡してアボリジニが住む都市の図面を引き農業地域を担当させた。
それと牧草を育てさせて牧場を作り周りを有刺鉄線で被い牛を1,000頭召喚した。同じようにほかにも牛の牧場を作った。あとは羊の牧場を3か所に養鶏場を4か所作った。それらを教育を受けたアボリジニにユートは任せた。
ユートは次の場所に行くことにした。
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