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雅美の書簡  作者: 唐子
【二年目】
17/30

中島 壱織人(6月24日)

『 中島 壱織人 様


 とりあえず、100%壱織人が悪い、というわけじゃないのは納得しました。

 でも、5割は、あなたの会話の持っていき方のせいです。なんでそう、煽る方向に持っていくの…櫻井君も一応幼なじみじゃないの?


 あなたが地味に、以前の私に対する櫻井君の誤解も、仁千翔に対する私も許してないのはわかってたけど、これは私だけが可哀相じゃないの?

 櫻井君が持つ私の心証なんて、底辺もよい所なんだからこれ以上悪くしてもマイナスにしか振れないし、私が帰省しにくくなるだけなんだけど。もしかしてそれ狙ってるの?


 今回の微妙なアジ(※)は、正直意図が読めません。


 あなたが、好きなモノに対して非常に分かりにくくかつ面倒くさい性格になることは承知してるんだけど、今回のも、それゆえの行動だとうっすら感じてはいるんだけど、毎度のことながら結果が予想もつかない。

 壱織人が人心掌握と人を動かす方向でチートスペックなのはわかってるけど、たまに段階ふっ飛ばし過ぎて周り置いてきぼりにしてるの気付いてて放り投げるのやめて。本気で。せめて、誰を対象にした、どういうもくろみか、それだけはっきりさせてください。相応に対処するので。


 こちとら兼業学生でこれでも忙しい身なのよ。くっだらない理由だったらおじさんと師匠にいうからね。



  6月24日

   師村 雅美 』



※アジ……アジテーション:扇動。全共闘は遠くなりましたな。


壱織人については、行動が彼そのものとしか。


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