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東方亜幻空  作者: とも
リク編2
14/14

木こり

「何だ、もうへばったのか」

「すまない、こういうことは慣れてないんだ」

「まあ、良いけどよ。いくらなんでも鬼畜過ぎないか。どう思う、リク」

「僕も、そう思うな」


星空の森に来てから二日が過ぎた。

初めてここに来たときは驚かされたものだ。

外は昼なのに中に入ってしまえばそこは満天の星空。

ここは常に夜、と知ったときは仰天した。

まあ、更に驚かされたのは本格的に探索を始めてからだったのだが。


家も何も無かった。

本当にそこにあるのは森だけ。

生活に必要な食べ物すら無い。

全て時給自足、と紅魔館のメイドが言っていたが、本当の意味での「全て」だとは思わなかった。

1日目は森の中で地面に寝そべって寝たのだから、布団の有り難さが心に染みる。

二日目は周辺の伐採から始まった。

住居に必要な土地と、それを建造するための建材が必要だった。

偶然青牙が斧を持ってきていたのと、別チームの一人がシャベルを持っていたのは幸運だった。

二日目は伐採を終わらせ、三日目に整地をする筈が、星空の森の木は堅く、中々斬り倒せなかった。

「木こる」と言う言葉を生み出した某サンドボックスゲームは、素手で木を斬り倒していたが自分でやってみるとやはり不可能だ。

__と言うわけで今に至る。

三日目は食料を確保する班と木を斬り倒す班に分かれ、僕は木を斬り倒す方に入ったのだが、夕方までやって全員で二十二本しか倒せていないのだ。

後百本だと言うが、全て斬り倒せるのかは分からない。

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