23話 終わりの始まり
1章終了ですっ!
脳内でこう響いた。
-スキル獲得条件を達成しました。ステータスに加算されます。-
は?
いまいち意味がわからず、とりあえずステータスを見ることにした。
-------------------
神崎 誠 (男) 年齢:17 Lv.173000 <職業:魔王幹部>
HP:8700000
MP:1755540
<称号>魔物を愛する者、魔神に気に入られし者、聖女の資格をもつ男、魔王に気に入られし者、剣聖
<加護>
主神:復讐神の加護
副神:治癒神の加護
??:復周神の加護
??:魔神の加護α
<スキル>
固有スキル:スキル反転、死者蘇生、蘇生魔法
パッシブスキル:体力強化Ⅴ、魔力強化Ⅴ、身体強化Ⅵ、隠蔽Ⅳ、物理耐性Ⅳ
アクティブスキル:闇魔法Ⅴ、聖光魔法Ⅴ、テイムⅩ、召喚魔法Ⅴ、連携Ⅴ、魔物育成、魔物育成促進Ⅴ、魔物合成Ⅴ、魔物特殊進化Ⅴ、モンスターヒールⅤ、支配Ⅴ、和解Ⅴ、魔神化、剣術Ⅶ、縮地Ⅴ、回避Ⅴ、意思疎通、加速Ⅱ、鍛冶Ⅴ、魔物化Ⅴ
-------------------
復讐神の加護
スキル1 ?????
獲得条件:①Lv.10000 ②極塞ダンジョンクリア
スキル2
・初期HP固定100
・固有スキルのLv.が上がるようになる
治癒神の加護 Lv.max
スキル パーフェクトヒール
復周神の加護
スキル 復周へ <残り使用回数:1回>
自分を合わせた4人を過去に送る。
ステータスは引き継がれる。
他の世界には干渉できない。
スキル反転
対象のスキルの効果を反転することができる。反転前のスキルも使うことができる。
死者蘇生
死者を蘇生させ、使役する。
蘇生魔法
死亡後5分以内、瀕死状態にある対象を回復させる。
テイム済み:
ゴブリンキング(ゴブロー) <詳細>
バジリスク(バジル)<詳細>
リッチ(リチャード)<詳細>
ミミック(ミミッキュ)<詳細>
ヴァンパイア(バン)<詳細>
サキュバス(サキ)<詳細>
ワイバーン(ワイバ)<詳細>
ドラゴン(グルー)<詳細>
キマイラの幼体キーマ<詳細>
職業スキル:魔物連結
<武器>エグザジスト
・攻撃力80%up
<称号>魔物を愛する者
魔物の成長速度を30%上昇させる。
<称号>魔神に気に入られし者
魔神化の継続時間が2倍になる。
<称号>聖女の資格をもつ男
称号:聖女を獲得可能になる。
ERROR:魔物を愛しすぎて獲得不可
<称号>魔王に気に入られしもの
頑張れば魔王になれる。
条件:極塞ダンジョン最下層で魔王を倒す。
<称号>剣聖
剣を使った攻撃力30%上昇
-------------------
は? (2回目)
「まじかよ……こんなのがあるのかよ…。」
「どうしたのよ。さっきからブツブツと、誠」
「新しいスキルをゲットした。ステータスを引き継いだまま、俺ら過去に戻れるって。」
「「「えぇぇ!」」」
事情を全て説明し、話し合った。
「じゃあ、戻るのは召喚の直後だ。みんな、ステータスは隠蔽した?」
「うん!」
「おう!」
「したわ。」
「じゃあ行こう。」
「「「「"復周へ"」」」」
-王宮-
「陛下!成功です…召喚成功です!!」
ここは…あの時のところか。
「よくやった!これでこの国も安た…
「おい!なんだよここ!どうなってんだよ。」
俺は声のする方に振り返った。
そこにいたのはやはり矢野だった。
「勇者召喚?意味わからんこと言ってねぇで早く戻せよ!」
「そうだよー!なんで勝手に召喚なんかしてんだよ!」
「「そうだそうだー」」
周りにいたクラスメイトも便乗するように声を上げている。
2度目となると笑えてくるな。
もうすぐ衛兵が来るんだっけ(笑)
「無礼者!陛下を前になんて下劣な!」
そこで槍を持った衛兵が何人か来て、声をあげた奴らの周りを囲った。
やっぱり笑
「もうよい。彼らも急なことで気が動転しているのじゃ。」
「ですが陛下……分かりました。失礼しました。」
みんなは…どこにいるんだろう。陛下が話し始めたがそんなのはどうでもいい。
周りを見渡すと、3人を見つけた。アイコンタクトをとり、こっそり集まった。
「急に召喚して申し訳なかった。だが聞いて欲しい。この国は魔物や魔族の進行により戦争が近づいている。しかも戦力は低下の一途を辿っている。そこで神の加護と固有スキルが与えられるという勇者召喚をした。勝手な事だとわかっているが、どうか許して欲しい。」
「だからって……
「矢野、もういいだろ。・・・・
小野が喋ってるが、気にせず話し始める。
「まず、これからどうする?」
「そんなの決まってるでしょ。普通に召喚された勇者として過ごすのよ。」
「ああ。そうだな。」
「もちろんです!」
そういうことになった。
評価お願いします!




