第10話 ボス戦
今回は短めです(*-ω-*)
ついにこの日がやってきた。
何の日かは言うまでもない。ボス戦だ。
「ここがボス部屋っぽいね。」
「ああ…」
さすがに武も緊張しているようだ。
「焦らず、確実に行こう!」
俺はみんなの緊張をほぐすように言った。
「「「おう!」」」
ギギギギ
武が扉に手をかけた。
奥になにかが居る。
それはとても大きかった。今まで感じたことないくらいの威圧が感じられる。
翔子が全身を震わせながら言った。
「は、ハイオークだと思います…。」
やっぱりか。予想はしてたものの想像以上に苦戦しそうだ。
「グゴ?ごァァァァァァァ」
「くっ、気づかれたわ!みんな準備を!誠はあれよろしく!」
「"身体強化"!"防御結界"!」
「おう!"くるりん"!」
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レベル差が大きすぎるため効果を発動できません
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「な、なんだと?……ごめん、レベル差がありすぎて効かないみたいだ!」
「ギャギャギャゴガガ」
「こっちに迫ってきてます!MP消費が激しいけど……"インフェルノ"!」
迫ってくるハイオークの胸部にヒットした。
「グアアアアアア」
「くっ、致命傷にはいたってねぇ。なんつー防御力してんだよっ」
火傷はしているが、致命傷では無い。
「俺が動きを止める!"パラライズ"!」
そうするとハイオークの動きが少し止まった。
その隙を見逃さないのが彼女だ。
「"飛行"!ここは任せて!」
雫が空を飛び始めた。なんか神々しい……
「グアグゴガガーギャー」
ハイオークは体が動かなくて混乱しているようだ。
「"エアブレス"!"ウィンドカッター"!」
ドンッバシュッ
「グギャアアアアアア」
翔子が与えた火傷のところを狙い、攻撃し、
右胸部が抉れた。
「よし、この調子だ!相手は相当弱っている!オラァ!」
武の拳はハイオークをさらに弱らせた。
「翔子!トドメを頼む!」
「はい!"フラッド"!」
そうすると、水の檻にハイオークが閉じ込められ、
「トドメです!"メテオフレイム"!」
炎が水の檻ごと包み込み、ハイオークは消滅した。
「よっしゃー!ナイスだ翔子!」
「はい!役に立てて良かったです!」
「くっ、俺は何も出来なかったよ」
ま、次頑張るか…
次はボス戦の報酬とステータス話です!
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