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青春の死亡。  作者: 三島瑞
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第二話:出会い

高校を目の前にして目眩いがする。

コミケまでは言わないがかなりの人混みだ・・。

校門の目の前にして足が止まる・・。

同じ制服の人間で入口が埋め尽くされている・・。

部活の勧誘などetc...。


「うわぁ・・・、こりゃチャリじゃ通れないな。」


独り言がポツリと零れた。

数秒後後ろから高い声が耳に入る。


「うん、本当にすごい人だね~。」


俺は反射的に返事をしていた。


「な、人混みは苦手なんだよな・・。」


瞬間、俺が誰かと話したことに気付き高速で体を捻る。

だが、後ろには誰もいない・・。


すると手が視界の下から飛び出してきた。


「こっちだよ~!」


下を向くと小柄で栗色の髪に色素の薄い肌ピンクの唇に長いまつ毛に大きな目・・。

これは・・・女子だ!!


お、お、お、お、お落ち着け、け。

ジャガイモだと思え・・。ジャガイモ・・・。ジャガ・・。


頭から下に血が落ちるのを感じた。

意識が朦朧とし足が震えはじめ意識が飛びそうになる。

しかし、目に入った一つの情報が憎き女性恐怖症の動きを止めた。


「え、お、男の制服?」


俺がポカンとしていると吹き出し笑いながら言った。


「そんな、ハトが豆鉄砲食らった顔しないでよ、フハw僕は男だよ、アハハハハ」


不覚にも無邪気な笑顔にキュンとする。


男なのか・・・こんなに可愛らしく笑える男など存在するのか・・まあ確かに出る場所出てない・・。

しかし、ただの貧乳って可能性も。


一人で葛藤していると二ヤリとして言った。


「信じられないような顔してるね~」


そう言うと、手を捕まれて胸に手を運ばれる。


「ね?」


首を傾げながら胸部に手を当てさせている。

俺は焦って手を払う。


「ば、っばか!?うわ、な、な、な!?」


胸を触ってしまった!?っと焦るが冷静に感触を思い出し手を見つめる。

確かに硬かった・・。

驚きながらその子に視線を向けるとお腹を抱えて笑っていた。


「ッハハハ、本当に馨くんは面白いねwww」


ああ、笑顔カワイイですね。神様も残酷だ・・・。

くだらない事を思っていると一瞬笑いながらいう彼が言った言葉に違和感を覚える。

そう、彼は俺の名前を言ったのだ。


こんな特徴的な奴に会った記憶が無いなんてあり得るのか?


俺は疑問に思い聞いた。


「え?なんで俺の名前知ってんの、会った事あったっけ?」


疑問に思い彼に聞くと一瞬残念そうな顔をして。


「そっか、覚えてないかぁ~」


っと言った後満面の笑みで言った。


怒田大輔ぬただいすけです。ずっと前から好きでした!」

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