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青春の死亡。  作者: 三島瑞
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第十六話:回想

怒田と出会って四日というスピード交際な訳だが、怒田は前から俺の事をしっていたらしい。

小学校の頃俺を好きになったという。

だが小学生の俺にモテる要素など皆無だったと思うのだが。


俺の手料理を食べて幸せそうな怒田の寝顔を見ながら考えた。


皆にハブられイジメられ蔑まれてきた。


というか、なぜ俺がいじめられていたかのかすら思い出せない。

いや、きっと思い出したくないのだろう。

俺はキッカケを思い出そうと頭の記憶を遡った。


~8年前~

まだ、小学1年生の俺はいじめられていなかった。


入学したばかりで、まだ友達も出来ていなかった。

そんな俺は友達を作ろうと必死だった、だが全て空回った。


そんな俺を遊びに誘ってくれたのは、誰だったか・・。

たしかクラスのリーダー的存在で面白く明るい奴だった。

俺とは真逆のタイプだ、だけど次第に仲良くなって一緒になってあそんだ。


そんなある日だった。

俺と数人の友人とでソイツとで遊んでいると数人の一人が指をさして叫んだ。


「おい、おかま野郎今日もいるぜw!」


仲間の数人がその子に駆け寄って輪を作って囲んだ。


「おかま野郎が学校来てんじゃねえよ!」


一人がそういうと周りの奴らもそれにつられて”かえれー”っと言っている。


俺はその光景が見ていて辛く思えた。


だが、俺はリーダー格の子がきっと止めてくれると信じていた。


リーダー格の子はその輪に入っていった。

そして一言


「おめえみたいな奴は学校来るな、オカマがうつるだろ。」


現実は非情で残酷だった。


今にも泣きだしそうな子をかばうように俺は叫んだ。


「せんせええええええええええええええええええええい!!!」


その瞬間周りがギョッとして逃げて行った。


周りから”裏切者”とか言われた気がしたが気にならなかった。

俺はその子にハンカチを渡して言った。


「大丈夫?」


俺がそういうとその子は言った。


「ありがとう、でも次は君がイジメられちゃう。」


俺は間を開けずに返した。


「じゃあ、次は君が僕を助けてよ。」


確かこの辺りからイジメられ始めたのだろう。

大体の見当はついた。

だが怒田に会った時が思い出せない。


今日は俺も寝て

また、明日考えよう。


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