異世界で夢と自由を手に入れた６人の『記録』

あらすじ

６人は目覚めたら砂漠で倒れていた。
いつのまにか『ホワイトボックス争奪戦』というものに参加させられていて、
学校に帰ろうにも、５日目までは帰る事ができないらしい。
何もしない。という選択肢もあったが、欲しいモノが入っている『ホワイトボックス』を手に入れられる事を知り。欲しいと想う気持ちを隠しつつ、６人は自ら進んでレースに参加する。

第１レース　　サンドゴーレムの討伐

今いる場所が『絵本』の中に居る事を肌で感じると同時に、ビルよりも高い敵、サンドゴーレムを目の前にし自分達の命が懸かっている事を痛感する。

『能力』を手に入れた９名で討伐する方法を考え、行動に起こすが、フックが土壇場で失敗する・・・が。

トキノとシゲのファインプレーで持ち直す。でも最後の決め手が見つからない。その時、咄嗟の判断で体が動いたオウタのおかげで討伐に成功する。

第２レース　迷宮ピラミッド

欲しいモノが入っている『ホワイトボックス』があると知るが。欲しいと思っているのに素直に行動できない５人。

そんな中ステージ２の迷宮ピラミッド内にて、ボマーとキャバ嬢が敵として立ちはだかり、バラバラに行動する事になる。ステージのギミックである３体の敵、巨体、イヌ、カンガルーを各々が持つの能力を使用して乗り越える。

第３レース　トランスペアレント　アニマルズ

能力は成長する。サキのセリフに焦るサトミが昨日の失態を取り返すように独りで行動に移る。
オウタもサキの背中を追うように独りで行動し『ホワイトボックス』を求めるように成る。
トキノ達は３人で行動し。６人はステージ３のギミック。透明の敵に対してどう闘えば良いのか苦戦しつつも、新たな成長を成し遂げる。

第４レース　登山

ガタガタの道、階段の道、坂道の3択を迫られる。なにも起きない登山の中、己の心と向き合うサトミ。過去を思い出すが。彼女の思考と行動にはズレが生じている事を彼女自身がまだ気がつかない。

第５レース　『ホワイトボックス争奪戦』

最終レース。シゲとボマーの因縁、サトミとキャバ嬢の因縁に決着が付くと同時に。オウタはフックと『夢』について語り合う。そこにサキが現れて最後の『競争』が始まる。

コウタは最強の能力を知る事になる。

『ホワイトボックス』に限りがあったが、無事に手に入れた彼らは、とうとう現実世界へと帰るのだった。