張三姉妹の危機!?
数え役満姉妹こと張三姉妹によるアイドル活動によって次々と大きくなっていく黄巾党
だがそんな黄巾党内に暗躍するものが現れ
そして現在…
黄巾党達『天和ちゃんは俺だけのもの!!地和ちゃんは俺だけのもの!!人和ちゃんは俺だけのもの!! 』
内部にて黄巾党党員による暴動が発生してしまった。
地和「な…何よあれ!? 」
天和「みんな様子が変だよ!? 」
姉二人がみんなの変貌に驚くなか
人和「ちぃ姉さん!早く扉を閉めて!! 」
地和「う…うんっ!? 」
バタンッ!!
人和の指示で扉を閉める地和
こんな時でも焦りながらも冷静な判断をする人和であった。
だがこれで終わったわけではない
黄巾党達『開けろーっ!!触らせろーっ!! 』
ドドンッ!!
地和「ひぃっ!? 」
黄巾党達は無理矢理に扉を開けようとしていた。
黄巾党達『天和ちゃんのたわわおっぱい揉ませろーっ!! 』
天和「ひぃっ!? 」
黄巾党達『人和ちゃんの大きめなおっぱい揉ませろーっ!! 』
人和「ひぃっ!? 」
黄巾党達『地和ちゃんのおっ…。お尻触らせろーっ!! 』
地和「何でちぃだけ胸じゃなくてお尻なのよ!! 」
思わず突っ込む地和
それは恐らく地和が揉めないほどの貧乳だから…
地和「ぶっ殺すわよ西森!! 」
じょ…冗談は置いといて!?
人和「ちぃ姉さん!訳のわからないこと言ってないで扉の前に物を置いて! 」
地和「わ…わかったわ!? 」
ドササッ!!
黄巾党党員達が中に入ってくるのを少しでも防ぐため、その辺にあるものを扉の前に置く三人
黄巾党達『開けろーっ!!揉ませろーっ!!触らせろーっ!! 』
ドドンッ!!
だが黄巾党達は力ずくで扉を破壊しようとしていた。
天和「もう嫌だ〜!! 」
地和「諦めないで天和姉さん! 」
人和「こ…これ以上押さえられない!? 」
入らせないよう扉を押さえる三人であったが力で敵うわけがなく、扉が開かれるのは時間の問題であった。
更に…
ぬっ…
三人『えっ!? 』
三人の背後から何かが忍び寄ってきたのだった。
そして
バッターンッ!!
黄巾党達『天和ちゃん!!地和ちゃん!!人和ちゃん!! 』
扉が開かれ、黄巾党党員達が部屋の中に入ってきたのだが
しーんっ…
部屋の中に張三姉妹の姿はなかった。
黄巾党「そんな!?天和ちゃん達はどこに消えたんだ? 」
黄巾党「逃げたにしてもまだ遠くへはいけないはず!辺りをくまなく探すんだ!! 」
姿を消した張三姉妹を探す黄巾党達
そして三人は何処へ消えたのかというと…
地和「上が静かになってきたわね 」
人和「でも出たりしたら見つかるからこのまま隠れときましょう 」
三人はベッドの下に掘られた穴の中に隠れていた。
どうしてこんなところに穴があるのかというと…
天和「助かったよ。ありがとねモグラちゃん 」
ドリモグラ「そんなに言われるとオラ照れるっぺ 」
バンッ!!
ジャイアントモールのドリモグラが掘ったからであった。
ドリモグラ「それにオラは団長から命じられて掘っただけだっぺ 」
天和「団長? 」
地和「誰よそれ? 」
その団長は誰なのかを尋ねると
一刀「俺だよ 」
バァンッ!!
三人の後ろに一刀が現れた。
やはり団長は一刀であったのだ。
地和「あーっ!!あんた!いつの間に脱出したのよ!!結構きつく縛っといたのに!! 」
一刀「きつく縛ろうが時間があれば縄抜けなんて簡単さ、それより何があったか詳しく教えてくれない? 」
地和「誰があんたなんかに… 」
理由を話そうとしない地和に対して
人和「わかりました。話しましょう 」
理由を話そうとする人和であった。
地和「ちょっと人和! 」
人和「ちぃ姉さん、今は互いに協力すべきよ 」
地和「そ…それはそうだけど 」
人和に言われ渋々納得する地和であった。
人和「実はですね… 」
そして人和は一刀にどうしてこうなったのかを話したのだった。
一刀「成程、知らない間に黄巾党の奴らが暴徒と化したわけか 」
人和「情報が少なくて申し訳ありませんが私達も何が起きたのかわからないんです 」
だが一刀は話を聞いただけで思い当たることが一つあったのだった。
一刀「(このやり方、自分の手を汚さずに相手を支配するってやり方だが、俺はこの手口を使う奴に心当たりがあるがありえない!だってそいつは…) 」
一刀が何やら考えていると
天和「どうしてこうなっちゃったの?私達はただ歌が好きなだけだったのに 」
地和「姉さん… 」
人和「天和姉さん… 」
悲しげな感じになる天和
その様子を見た一刀は
ガシッ!!
一刀「諦めるな!黄巾党達の目を覚ます方法がある!俺も協力するから頑張るんだ 」
天和「う…うん 」
天和の肩に手を置いて諦めないよう言うのだった。
人和「さっき目を覚ます方法があるって言いましたけどどんな手を使うんですか? 」
その事について聞くと
一刀「君達が一番得意なことをするのさ 」
一刀はそれだけしか言わなかった。
地和「は?もったいぶらずに教えなさいよ! 」
一刀「おっと!その前に… 」
スッ!
一刀は懐から一枚の紙を取り出すと
一刀「外にいる俺の仲間にやってもらいたいことがあるからやるよう指示しないとな 」
地和「やってもらいたいこと? 」
一刀「心配するな。この争いは明日には終わらせるからさ 」
果たして一刀は何を考えているのだろうか?




