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桃太郎くえすとっ!  作者: もずく酢
第1章
4/11

チュートリアル

あたしの名前は梅。

小さな村でしがないばばあをやっている。


半世紀以上生きているといろんなことがある。

そんなあたしの前に今、あり得ない大きさの桃がある。

正確には、川岸から伸びる太い枝に引っ掛かっている。


・・・、なんだ桃か。


春でも桃がとれることはある。

それに桃はじいさんの大好物だ。

お土産にでもしようか。

でも、あまりにもでかすぎる。

とりあえず洗濯してから考えるか…


―そこに通りかかるもう一人の老人


「おーい!どうした?って、なんだそれでけえな。桃か?いいな!もうそんな季節かぁ」


「じいさん。

そうなんだよ。でもどうやって持ち帰ったものかねえ 」


「わしに任せろ

このぐらいまだまだ余裕じゃ。」


そう言って、直径1mはありそうな桃を肩に担ごうとする老人。


当然のごとくそのまま担げるわけもなく

ことをあろうに老人は腰を痛め

そのまま桃をジャーマンスープレックス


「じいさん!」


その衝撃で桃に大きな穴があき、中から齢15ぐらいの少年がなにやら声を上げて転がり出る。


「痛ったぁ!

おっ、でれた!」


「なんじゃお前ぇぇぇ!」


(続く)




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