53.「大陸」の統一
大変遅くなりましたが、続きを書いたのでアップします。
家族の不幸が重なり、自分にも良くないことがおきまして書けなくなってしまいました。
ですが、時間が経過してなんとか持ち直し、続きの話を書くことができました。
話の内容は閑話になりますが、先史について書いたものになります。
この世界の設定の一部としてお読みください。
ありがとうございます。
「大陸」の統一
この世界には一つの「大陸」がある。
実際には、人が横断するのに時間を要する広大な大地を持つ陸地は、四つ存在している。
人が暮らす大地は、今現在は一つと言われている。
もっと詳しく言えば、文字を持ち、意思を伝えるという文化を持つ人が暮らす大地は、現在では一つしか存在していない。
今は「大陸」とだけ呼ばれているこの大地は、昔、「シルフヴァルバリ」と呼ばれていた。
しかしこの「大陸」の名は旧「帝国」に、名前が消されたのと同じように、旧「帝国」の「帝王」によって名を消されてしまった。
ちなみになぜ「帝王」が「大陸」の名を消したかと言うと、この世界の唯一神である「創造主あるいは創造神」に名がついていないと言うところからだった。「帝王」がどのようにしてそのような考えに至ったかは定かではなく、言い伝えられていないのだが、とにかく「帝王」は自らが支配するに至った大地の名と国の名前、そして自らの名を消したのだった。
「帝王」は、自分の名を敢えて消して、「帝王」とだけ呼ばせることで、自分が「創造主あるいは創造神」と並ぶ存在だと、「帝国」に暮らす人々に知らしめようとしたのではないかと言われている。そのために、自分の名を消し、自国の帝国の名を消し、そして自らが支配する大陸の名も消したのであろうと。この概念は、帝国民に「創造主あるいは創造神」に帝王が匹敵する存在だと帝国民に、「帝王」に対する畏怖の念を呼び起こし、「帝国」と「帝王」に対する反逆の意思を持たせないようにするためだと考えたのではないかと。そしてそれが、「帝王」と「帝国」をこれ以降も繁栄させられると考えたのであろうと言われている。
ただそれは功を為さなかった。「帝王」が死去してからわずか数年で「帝王」が建てた「帝国」は、分裂して消えてしまったためである。
それは「帝王」が「王」と呼ばれていたころのことだ。周りには敵としかいない国を率いて「王」は戦っていた。「王」は戦いが好きだったので、戦についてさほど苦にはしていなかった。武器を手に兵の先頭に立ち、騎馬を駆って乗り込んでいく。当時の戦は馬車が主だったところに、機動力重視の騎馬で走り抜ける戦法は大いに戦果を挙げ、戦の趨勢は瞬く間に決まったと言われている。こうして「王」の版図は急速に広がっていった・・・。
・・・若き「王」ハインリヒ・シュレーカーは自国の軍を率いていた。
シルフヴァルバリ大陸の西の一地方に過ぎなかったヘンティヒ地方のヴィンケル王国の王に齢十八でなってから、十数年で大陸の約半分を征服した。そして、大軍がぶつかる戦はこの戦で最後だろうと、ハインリヒにはわかっていた。自らの覇道が目前に開いていた。
小国がハインリヒの覇道に恐怖し、次々に連合を構成するところを見ていた。連合を構成する国が膨れ上がっていき、連合国が供出する軍が大きくなりハインリヒの国より強大になった。連合軍は大きくなったことに驕り、ハインリヒに対抗するはずだった連合軍を出撃させて対峙させれば、このシルフヴァルバリ大陸からハインリヒを消し去ることができるのではないか、と考えを連合国の首脳たちに思い込ませた。こうしてハインリヒが軍を率いて出撃しても、軍を分けて一部を別路に進ませ、ハインリヒの国を蹂躙する戦いをする可能性は消え去った。ハインリヒは二方面に軍を配置するという負けない戦い方法を考えなくてもよくなり、一大決戦のみに集中するだけでよくなったのだった。
そこで諜報を駆使し、大軍を采配するには不釣り合いな狭隘の地に、小国連合の軍を引きずり込むことに成功した。その地に陣を構え対峙しながら見張り塔から相手を見ると、馬車が縦横に駆け回ることのできない狭隘の地にひしめき合っている。連合の軍は大軍なだけに、この狭い土地では機動性は発揮できない。
確かに馬車だと防御には優れているだろうが、機動性には欠ける。情報を集め、予想される進撃路の数から自軍の機動性を考慮して最適と思われる地形を選び出した。ハインリヒは選び出した途端、即、命を発し馬上の人となった。兵は電光のように都を発った。
ハインリヒは工兵隊が丸太を地に刺して並べた柵で囲まれた陣地から出撃しようとしていた。対する連合軍も何とか陣を構成していたが、横に嵩張る馬車では厚く布陣することができなく、縦長にならざるを得なかった。連合に参加する小国は多く、その国々が軍を率いて参戦しているため国ごとに身を寄せ合うため小隊が多く、まとまりに欠けて、動きはばらばらだった。
ハインリヒの率いる兵士たちは機動力に長けているため、足が遅いとされていた工兵隊も騎兵並みに機動力に長けており、今回の戦ではハインリヒと行動を共にし、陣地の構築に短時間で成功していた。
工兵隊が陣地を構築するまで、騎馬に跨ったままで、目前にもうもうと上がる土埃を眺めながら攻撃に思いを馳せていたハインリヒだったが、丸太を立てられ、視界をふさがれて苦笑するしかなくなった。こうして柵で陣地を覆われると、ハインリヒはため息をつきながら、ようやく下馬し、王の御座所として建てられた天幕に潜り込むように入り、ようやく人心地つく。近習である従士が気を利かせて持ってきた薄めた酒を手を振って断り、改めて水を銀杯に入れて持ってくるように言いつける。簡易な椅子と卓が並べられると、ハインリヒは腰を下ろし、受け取った銀杯を宅に置き、ゆっくりと飲む。いつもより緊張の度合いが高いせいか、今はのどが渇き、飲んだ水が体中に染み渡った。
工兵隊が柵を構築したとほぼ同時に輜重隊の第一陣が到着していた。輜重隊はこれからも何陣も到着する予定になっている。ハインリヒは兵の食を最重要と考えており、陣地が建設されたら輜重隊が即到着するようにといつも命令を出していた。
そして延々と続いていた輜重隊の最後の馬車が陣地に入り、積んでいた輜重を下ろし始めたところで、ハインリヒは改めて新しい命を下した。
その命に従い、偵察隊が編成される。その偵察隊が偵察を終えて戻るまで、ハインリヒは軽く食事をとった。ハインリヒが従者が用意した食後の茶を呑み始めたところで、偵察隊が無事に偵察を終えて戻る。ハインリヒは立ち上がり、速足で兵舎として張られた幕のうちの一つで、軍議用に建てられた兵舎に移動する。中に用意された背もたれのついた椅子に腰かけると、王の椅子の左右には各軍団の長が居並ぶ中で、ハインリヒは偵察隊の隊長から報告を聞いてから労をねぎらう。偵察隊の隊長だけ残し、すぐに軍議に移った。そしてその中で、相手が同じように軍を率いて陣を構えたことを確認する。素早く状況の分析がされ、兵の数での劣勢が判明すると、各隊の指揮官たちは一様に押し黙る。離脱する国があればと願ってきたが、それは叶わなかったようだ。相手は掻き集めた兵を全部投入してきた。一つ一つは小さいが、集まれば集団となる。その集団がこぞって現れた。相当ハインリヒの国を恐れたものと見える。
軍議が始まり、ハインリヒの策が示されたが、ハインリヒの兄弟のうち、中には別家を建ててその兵を率いて今回従軍している者たちがいたが、その兄弟の一人が強固にハインリヒの策に反対したため紛糾し、長時間に渡ったが、やがて兄弟が折れ、結局ハインリヒの言い分が通った。
ハインリヒは、颯爽と身体を躍らせ、軍馬に跨る。
ハインリヒと同じように軍馬に跨ったシュレーカー家の従士たちが、ハインリヒの近習として左右斜め後ろに控え、同じように騎馬に跨った。ハインリヒの身を背後から守るため、得物は槍を持つ。
従士たちの後には重装の鎧を身に着け、巨体の騎馬に跨った近衛騎士たちが居並んでいる。ただ近衛騎士は重装のために機敏な動きはできない。そのために攻撃ではさほど重用視されていなかった。近衛騎士たちはハインリヒが囲まれるのを防ぐ意味で存在する。囲む動きをしようとする相手の動きに身を張って介入し、ハインリヒを護るのが役目だ。ただひたすら長剣を構え、ハインリヒと従士隊に追従するのみだった。ハインリヒが突出することも多く、近衛騎士の出番は多い。近衛騎士は八十名ほどで、その他の騎士団のような攻撃の要ではなかった。
近衛騎士隊の後ろに騎士団がおり、騒然とした中、騎馬がソワソワと足を踏み鳴らしたり、鼻を鳴らしたりと落ち着きを無くしていた。騎士団の後ろには歩兵が大槍を持ち静かに控えていた。不安そうな様子の兵もいたが、それはキラキラ輝く真新しい武具に身を包んだ新兵らしき者で、くすんでいても入念に手入れされている武具を持つ者は見かけ上は落ち着いた表情を見せていた。
陽が上がり、開戦には少々遅いと感じられたころ、陣地に偵騎が数騎、騎馬を急がせて入ってきた。
『陛下!』
一人がハインリヒの前で敬礼をしながら声を張り上げた。
『お?動いたか?』
ハインリヒが尋ねる。
『はい!進軍してきます!』
その騎兵の返答に、ハインリヒが笑う。
『ははっ。逃げて居れば、命だけは拾えただろうに』
その言葉に居並ぶ兵は返答をしなかったが、にたりと笑った者はいた。
『・・・では、出るぞ!』
続いたハインリヒの言葉に全軍がぴしりと姿勢を正した。
ハインリヒの騎馬が横腹を蹴られて前に出た。そのまま進みだす。
その後ろに従士たちが次々に続いた。従士隊が動くと同時に近衛騎士隊がハインリヒと従士隊を囲むように展開していった。近衛騎士に遅れることなく、騎士団が動く。馬具がガチャガチャと鳴り、旗指物が風に靡いた。騎士団の者は騎馬を進ませながら無言で前を見据えている。
その様子を歩兵の中の新兵がつばを飲み込み、見守った。恐怖と緊張で倒れそうだ。だが、やがて歩兵たちが進軍を始める。しかし、踏ん切りがつかず、足が前に出ない。動こうとしない新兵に、訝し気な視線を向ける兵士もいる。新兵は周りの古参兵たちに拳で肩を殴られ、泣きそうな顔でようやく歩き出した。
『ぼけっとするな!敵前逃亡とされて隊長に斬られるぞ!』
新兵は歩きながら泣き言をいう。
『・・・い、生きて、か、か、帰れるんでしょうか』
『・・・さあな、・・・運が良けりゃな、・・・帰れるさ・・・』
古参兵の言葉に新兵はさらに涙を流しながら歩いた。
カバノフ王国を中心とした連合軍が、ハインリヒの進軍に合わせもたもたと軍を進めながら展開し始めていた。デブっとしたカバノフ王国の王は天蓋のついた六頭引きの馬車に身を横たえるようにしている。傍らに侍従だろうか、男を侍らせていた。その侍従がこちらを背伸びしながら見て、隣の王に何か伝えている。
ハインリヒ側の兵は隊列を整えながら進んでくる。
対する連合軍は大勢のため、ハインリヒの兵を見下したのか緩慢な動作で進んで来ている。
その連合軍の展開の遅さを見ていたハインリヒ・シュレーカーは腰の長剣を引き抜いた。長剣を掲げると同時に、自分の騎馬の腹に拍車を入れた。
騎馬は文字通り、前に飛び出し走り出す。自然に鬨の声を上げていた。ハインリヒの後には並み居る従士隊と近衛騎士隊、そして騎士団が同じように鬨の声を上げながら続く。ハインリヒはそのまま速度を落とすことなく、一点のみ見据えて突出した。長剣を掲げたまま、向き合うカバノフ王の軍列の最前列にハインリヒを乗せた騎馬が飛び込んだ。
カバノフ王国軍は展開を終えておらず、戦闘の準備すら終えていない。狼狽の声が上がり、数名の兵が斬り倒されてから慌てて武器を握り構える。
当たるを幸い、ハインリヒは長剣を振るい相手を斬り飛ばしていく。連合軍の盟主に当たるためか、カバノフ王国は多くの兵を持っていたが、小国のため集まっていたとしてもハインリヒの兵の数には及ばない。奇襲のようになったためか、準備のできていない敵兵の反撃も上がり始めるが、不思議と相手の振るった武器はハインリヒに当たることない。叫び声と悲鳴がそこかしこで上がり、ハインリヒは巧みに騎馬を操りながらあちらこちらと動きながら相手に斬りかかり、敵の数を減らしていった。
ハインリヒの率いる従士たちもハインリヒを取り囲むように展開し、護りながら向かい合う敵兵を斬り捨てていく。最高司令官が先頭を切ることで、軍は凄まじいまでの速度を保ち、連合軍の隊列を斬り裂き、そして容易く連合軍の盟主となったカバノフ国王の下にたどり着く。
勢いの差を認めて連合軍の隊列を何とか維持しようと指示を飛ばしていたカバノフ国王は、自軍の指揮だけしていればその命を落とすことなどなかったかもしれない。自国の兵への命令は二の次になり、敵であるハインリヒの狙いが自分だけに向けられていると悟るのが遅くなってしまったということなのかもしれない。連合軍の数の有利を生かそうと命令しているうちにハインリヒの一隊に接近を許すことになってしまった。
ハインリヒはほぼまっすぐにカバノフ国王に向けて騎馬を駆った。手に持つ長剣は折れ曲がり、刃こぼれしたが、鈍器としてはまだ使えた。ハインリヒはそれを振り、騎馬から相手を落とす。落とした相手を後から従士たちが槍で突きさし屠っていく。ハインリヒの一団はそうしてカバノフ国王の乗った馬車に近付いた。
迫るハインリヒを認めたカバノフ国王は何を思ったか、指示を出すことを止め、緩慢な仕草で傍らに置いていた剣を手に取った。馬車の御者が騎馬に鞭を入れ、走り出そうとしたが、もう遅く、ハインリヒの一団は反対に目の前に迫って来ていた。
カバノフ国王は手に取った剣を鞘のままで、そのまま目の高さにまで持ち上げた。ハインリヒが刃こぼれし、折れ曲がった長剣をそのカバノフ国王に投げつけた。辛うじてカバノフ国王が手に持つ剣でそれを払いのけたが、手に持つ剣を払いのけた衝撃で取り落とした。ハインリヒの騎馬がつんのめるような態勢になり、後ろ脚を強く蹴りだす。その間にハインリヒは鞍に着けた新しい長剣を抜いて馬車に飛び移っていた。
ハインリヒは仁王立ちになり、カバノフ国王に向けて剣を振った。
肩から入った剣が、骨を砕きながら腕を斬り飛ばし、そのまま肋骨を縦に砕きながら肺を斬り裂いた。血を噴き上げ、カバノフ国王は床に崩れ落ち、急速に視界を失くしていった。
馬車の御者は従士の誰かに槍で突き刺されて御者台から地に落ちていた。
ハインリヒの部下の騎馬がカバノフ国王の馬車周りに殺到してきた。その勢いに押され、恐慌で叫び声が上がり、カバノフ国王の兵が我先にと、ハインリヒの兵と言う恐怖から逃げ出した。
ハインリヒの急襲にカバノフ国軍は潰走し、それを目の当たりにした連合軍が恐慌し、連合軍は瓦解した。戦をするどころではなく、算を乱して敗走する連合の国々の兵は反撃をすることもなく、ただ生き残りたい一心で命の限り走った。しかし後ろを見せ逃げる敵兵にハインリヒの兵は容赦なかった。背中から槍を突き刺し、騎馬の蹄にかけた。連合の兵たちは少しでも早く走れるようにと、鎧を脱ぎ捨て武器を捨て去って必死に走った。組織的な反撃をする者はなかった。寄せ集めの兵の軍隊など中心となる部分が倒されれば脆いことをただただ示した戦いだった。
『・・・はっ、はっ・・・』
新兵は生きていたことに呆然としていた。ただただ、喚きながら突進し、槍を振るった感触だけを覚えていた。息が上がり、地に立てた槍に縋りながら、荒い呼吸を繰り返す。
バンと肩を叩かれ、水袋を差し出される。何が何だかわからずに、ぼんやりと水袋を見つめていると、もう一度肩を叩かれ、目の前の水袋を顔に押し付けられた。
『呆けてんなよ!水だ!飲め!』
『・・・』
荒い呼吸の中、震える手で水袋を受け取る。
口金を何度も失敗しながらようやく外し、顔を仰向けて水袋を逆さにして押す。温い水が口に流れ込み、むせながら飲み込んだ。水袋を口から離し、咳き込みながらも、顔を俯けながらも腕を伸ばし、水袋を前に差し出す。誰かが水袋を受け取ったのだろう、手の中の重さが無くなった。
『・・・生き残った・・・』
新兵が思わず呟いた。
『・・・ああ、生き残った・・・。運がよかったな・・・』
俯けていた顔を上げると、攻撃前に足を踏み出せずにいた彼の肩を叩いた古参兵が居た。一仕事終えたとでも言いそうな感じのその古参兵の様子に、新兵は目を瞬かせた。
『・・・運がよかった・・・?』
古参兵はその呟きは聞こえなかったようだ。
『・・・さあ、あまりぼんやりするなよ、初陣で勝利したからってのろのろしてると尻を蹴り跳ばされるぞ』
『・・・はい・・・』
古参兵は離れていった。
『・・・次の従軍ではどうなるのか・・・』
そう呟いて顔を上向けると、騎乗したまま戦場を検分する「王」の姿を遠くに見た。返り血で赤くなった鎧が陽の光を反射してギラリと光った。新兵は息を吐きだした。ガチガチになっていた身体がようやく動くようになり、よろよろしながらも足を前に出して歩くことができた。生を感じて思わず涙が溢れた。
『・・・ああ、生きていた・・・』
かくして「王」は小国連合を撃破し、その多くを従えた。
「王」が小国連合と戦い勝利した戦いは「バルケネンデの戦い」と呼ばれるようになった。狭隘の地を、その地方を治めた者の名で「バルケネンデ」と呼んでいたからによる命名だった。
ただ、「王」は「帝王」となった後、「バルケネンデの戦い」という地名での名で呼ばず、「旧小国連合の殲滅戦」と呼ぶようにと「帝国」内に通達した。わざわざ地名を取り除けるようにと通達したのは、「帝王」がこの戦いが重要な転換点だとわかっていたからだろうと言われている。何しろ「帝王」は自らの名を捨て、国の名前を捨て、そして「大陸」の名前を捨てたのだから。
話の最後まで読んでもらってありがとうございます。
この話は設定の一部です。「帝王」と名を持つものは、あまり為政者としては優秀とは言えないです。
脳筋の戦バカです。ですので、大陸統一の後はほぼ部下に丸投げで国を分裂させてしまいました。
ただ統一にはそれなりの力がないとできないと思っていますので、それについての能力はあったと思います。
次の話も閑話になりますが近く上げますが、世界の存立についての一話になる予定です。
しばらくお待ちください。




