日の当る場所と高い場所
キリトさんは騎士の中でも隊長に所属しているらしい。
軍の中で隊長は4人
その隊長たちをまとめているのが総隊長
ちなみに、キリトさんは第二隊長だった。
そして、お兄ちゃんは騎士ではないけど一応第一副隊長として所属していた。
私も、第二隊の副隊長として所属することになった。
なんで副隊長かって?それは、私とお兄ちゃんが魔導士として軍に入ったから。
じゃ、副隊長はみんな魔導士なのか?って聞くとそうではないらしい。
なんでも精霊と契約しなくても、魔法って使えるらしいよ?猛勉強すれば・・・
だから、副隊長さんや、隊長さんはある程度は使用できるらしい。
ただ、私とお兄ちゃんは風耶や光耶が居るから(ある程度)じゃ済まないと、いうことで
いきなり副隊長になっちゃいました(笑)
では、隊のみなさんと初顔合わせ&自己紹介
と思ったんだけど、みなさん引き続きお仕事っぽかったのでとりあえずお兄ちゃんに仕事の説明をしてもらうことに。
お兄ちゃんに駆け寄り、「で?」と聞くと
「あぁ。」と納得してくれた。さすがお兄ちゃん。
「俺たちの仕事は、光耶や風耶と一緒に城外からの侵入者の警戒と排除。
あとはテキトーに隊のオシゴト♪」
「それができれば俺たちは何していてもいいんだよ?ということでとりあえず、魔法のお勉強するために
図書室いこっか♪」
ということで、本を借りに図書室に行くことに。
本を借りた後は、光耶ちゃんは光が差すところ、風耶は高いところということで、城内にある庭の一部の
丘に行くことになった。
「ねぇ、なんで光が差すところとか高いところなの?」
とお兄ちゃんに聞いてみると、
「それぞれ属する場所に
噂好き小さい仲間がたくさんいて、その子達が噂を光耶や風耶に教えてくれている。
その噂が情報なんだよ。でもその噂を聞ける場所が光耶は光がさしている場所、風耶は高くて風が吹いている場所って限られているけどね。」
「いちいち場所を探すの面倒そうだね?」
「でも、風耶も光耶も恵まれているほうだよ。風と光なんて風の強い日とかよく晴れた日とかだったら
高い場所行かなくて済むし。」
「そういえば、そうか。」
なんて言っているうちに、丘にたどり着いた。
おはようございます。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。